遊邑九九表
九九とは?
もともと、九九は一桁のかけ算を覚えやすくするために考案されたものであったのに、「九九を考える」で触れたように、今の九九はどうも覚えやすくはないようです。
それは、数字の読みや発音を無理に統一したことに原因がありそうで、4は「し」と読んでも「よん」と読んでもいいのに、「し」に統一される。よって、5×8は「ごはよんじゅう」ではだめで、「ごはしじゅう」が正しいとされています。
また、7の発音は「ひち」ではなく「しち」が正確な発音ですが、意外と「ひち」と発音される方も多くおられます。実際に、チャキチャキの江戸っ子を除いて?、「しち」より「ひち」のほうが発音しやすいし、私自身もそう発音しています。同様に7は「なな」とも読めますが、九九では正しいと認められていないようです。
算数と国語は切り離して
そこで、思い切って算数と国語を切り離して、算数は算数に徹して、ひとまず数字の読みと発音は脇に置き、覚えやすい九九を考えてみたのが「遊邑九九表」です。
もちろん、今のままで滑舌に困らない方や、「しち」のほうが発音しやすい方にとっては、あまり役には立ちませんが、試しに利用して下さい。
遊邑九九表
(2001.05.01作成)
1の段
1×1=1 いんいちが いち
1×2=2 いんにが に
1×3=3 いんさんが さん
1×4=4 いんしが し
1×5=5 いんごが ご
1×6=6 いんろくが ろく
1×7=7 いんひちが ひち
1×8=8 いんはちが はち
1×9=9 いんくが く
2の段
2×1=2 にいちが に
2×2=4 ににんが し
2×3=6 にさんが ろく
2×4=8 にしが はち
2×5=10 にご じゅう
2×6=12 にろく じゅうに
2×7=14 にひち じゅうし
2×8=16 にはち じゅうろく
2×9=18 にく じゅうはち
3の段
3×1=3 さんいちが さん
3×2=6 さんにが ろく
3×3=9 さざんが きゅう
3×4=12 さんし じゅうに
3×5=15 さんご じゅうご
3×6=18 さぶろく じゅうはち
3×7=21 さんひち にじゅういち
3×8=24 さんぱ にじゅうし
3×9=27 さんく にじゅうなな
4の段
4×1=4 しいちが し
4×2=8 しにが はち
4×3=12 しさん じゅうに
4×4=16 しし じゅうろく
4×5=20 しご にじゅう
4×6=24 しろく にじゅうし
4×7=28 しひち にじゅうはち
4×8=32 しは(わ) さんじゅうに
4×9=36 しく さんじゅうろく
5の段
5×1=5 ごいちが ご
5×2=10 ごに じゅう
5×3=15 ごさん じゅうご
5×4=20 ごし にじゅう
5×5=25 ごご にじゅうご
5×6=30 ごろく さんじゅう
5×7=35 ごひち さんじゅうご
5×8=40 ごは よんじゅう
5×9=45 ごっく よんじゅうご
6の段
6×1=6 ろくいちが ろく
6×2=12 ろくに じゅうに
6×3=18 ろくさん じゅうはち
6×4=24 ろくし にじゅうし
6×5=30 ろくご さんじゅう
6×6=36 ろくろく さんじゅうろく
6×7=42 ろくひち よんじゅうに
6×8=48 ろくは よんじゅうはち
6×9=54 ろっく ごじゅうし
7の段
7×1=7 ひちいちが ひち
7×2=14 ひちに じゅうし
7×3=21 ひちさん にじゅういち
7×4=28 ひちし にじゅうはち
7×5=35 ひちご さんじゅうご
7×6=42 ひちろく よんじゅうに
7×7=49 ひちひち よんじゅうきゅう
7×8=56 ひちは ごじゅうろく
7×9=63 ひちく ろくじゅうさん
8の段
8×1=8 はちいちが はち
8×2=16 はちに じゅうろく
8×3=24 はちさん にじゅうし
8×4=32 はっし さんじゅうに
8×5=40 はちご よんじゅう
8×6=48 はちろく よんじゅうはち
8×7=56 はちひち ごじゅうろく
8×8=64 はっぱ ろくじゅうし
8×9=72 はっく ななじゅうに
9の段
9×1=9 くいちが く
9×2=18 くに じゅうはち
9×3=27 くさん にじゅうなな
9×4=36 くし さんじゅうろく
9×5=45 くご よんじゅうご
9×6=54 くろく ごじゅうし
9×7=63 くひち ろくじゅうさん
9×8=72 くは ななじゅうに
9×9=81 くく はちじゅういち
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