ベッタン(メンコ)あれこれ
ベッタンは、メンコ(面子)の大阪での呼び方です。
そのベッタンにまつわる私的情報をあれこれ順不同に紹介していきます。
ベッタン(メンコ)を使った遊びは、あそびセレクトベッタン(メンコ)へどうぞ。
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切りベッタン(角メンコシート)
ベッタン(紙製角メンコ)は、初期のものは右のように何枚かまとめてシート状に印刷されたものがほとんどでした。それをハサミで1枚1枚ずつ切って遊びました。
切ったベッタン1枚のサイズは26X60mm(中型:長カードサイズ)で、厚さは0.5-0.8mmの標準厚(一般的な厚さ)です。
ちなみに、右のものは機動戦士ガンダムがはやっていた頃の、版権承諾を得て販売されたいたもので、玩具卸問屋の奥に眠っているのを買い求めました。
*長カード:商品名
(2003.06.05掲載)
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ベッタンのサイズと厚み
ベッタン(紙製角メンコ)のサイズは、大きく二通りに分かれます。画像左側が標準サイズ(中型:長カードサイズ:27mm前後X60mm前後)、右側が大型サイズ(45mm前後X75mm前後)です。
ベッタンの厚みは、標準のもので0.5-0.8mm、厚手のタイプで1.0-1.5mmで、写真ベンと大阪で呼ばれていた薄手タイプは0.3mm前後です。
最近、市販されているのは、大型サイズの厚手のものが一般的です。
(2003.06.06掲載)
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バッタモン(版権無し)のベッタン
ベッタンの表の絵に、その当時流行っていたキャラクターがよく使われますが、昔から版権を取得していないもの(バッタモン)が多いようです。
正式に版権を取得するとベッタンの単価が上がってしまい、その結果ベッタンが高価なものになってしまうからでしょう。だから、完璧にコピーしなかったり、わざと一部だけ変える工夫?のあとが見られるのです。
(2003.06.08掲載)
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あてもん(当て物)のベッタン
ベッタンの販売方法の一つとして、くじ引き形式(あてもん:当て物)があります。その典型的なものが長カード当(あて)です。画像右はその外箱で、中に10枚ずつ束になったもの(画像左)がはいっています。
その束の包装紙をはがし、中のベッタンの裏にラッキー賞などのハンコが押してあれば、みごと当たりとなり30枚シートになったものなどがもらえました。このハンコ時々端に押しすぎており、外から見える場合がありました。そんな時店屋のおばちゃんもさすがです。ちゃっかり前もって点検し束の真ん中に入れ替えるようになりました。
(2003.06.10掲載)
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あてもんベッタンPART2
上のあてもんの中身は、何とガンダムでなくウルトラマンらしきベッタン(画像左)です。確かに、ラッキー賞(画像右)が当たれば機動戦士ガンダム付きの30面シートがもらえます。
ハズレのベッタンまで、ガンダムの版権を取得すると高価になり利益が無くなるのでしょう。ハズレは、バッタモンでがまんということです。
(2003.06.11掲載)
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あてもんベッタンPART3
これが当たりの30面シートになったベッタンです。機動戦士ガンダムは15面だけで、残りは伝説巨神イデオンと太陽の子エステバンになっています。商品名の「まんが長カード当」に偽りはありません。
(2003.06.18掲載)
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