くっつくゆび(指)
伝承の指あそびですが、催眠術のような不思議さがこども達にうける理由です。
指の組み方
まず、がっちりと両手すべての指を組みます。
人差し指だけはずし(伸ばし)ます。
人差し指の間を拡げます。右図参照
あそび方
相手に、右図の様に指を組みかまえてもらいます。
相手と向かい合って、組んだ指のすぐ前で、自分も同じように指を組みかまえます。
「くっつけ、くっつけ・・・・・」と言いながら、自分は人差し指の間隔を狭めたり拡げたりします。
すると不思議な事に、相手の人差し指の間隔が狭くなってきます。この時、「ほら、だんだんくっついてきた、くっついてきた・・・・・」と言えばより効果があります。
不思議さの原理
相手に逆らって、人差し指の間隔を拡げようと意識すれば自然と腕全体の間隔を拡げようとします。こうするとテコの原理で、組んだ点を支点として人差し指の間隔が狭くなってしまいます。
ただ、相手が少し慣れると上手く間隔を維持できる様になりますが、結構多くのこども達がこの原理にはまってくれます。
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