あの町この村に、子どもらの遊ぶ笑顔を求めて
CUT あそびセレクト
TOP私論エッセイあそびセレクトコレクト購買部素材庫ブログリンクメール


グリン・チリン・パリン


CUT-ジャンケンチョキ  ジャンケンあそびの発展型で、昔は「ぐんかん(軍艦)・ちんぼつ(沈没)・はれつ(破裂)」のかけ声で遊ばれました。戦後は、それから地方地方でいろんなかけ声に変わっていきました。その一つです。

1.2人で遊びます。まず、普通にジャンケンをします。勝負がつけば、拳(けん)は出したそのままにします。アイコは、もう一度普通にジャンケン。

2.ジャンケンで勝った方から、グーの時は「ぐりん」チョキの時は「チリン」パーの時は「パリン」とかけ声をかけながら、テンポ良く3回好きな順に拳(けん)を出します。例えば、グー・グー・パーなら「グリン・グリン・パリン」となり、パー・チョキ・グーなら「パリン・チリン・グリン」となります。ただし、最初の拳は普通のジャンケンで勝った拳と同じにします。グーで勝てば「グリン」から始めます。

3.相手方はそのままで、3番目を出す時に初めて自分の拳を出し直します。(前の拳と同じものを出しても良い。)この出した拳が、かけ声につられて相手の3番目の拳と同じになれば負けとなります。当然、かけ声をかけた側の勝ちとなります。

 昔のやり方は、かけ声が「ぐんかん・ちんぼつ・はれつ」になるだけで、また「ぐんて・ちぎり・はいや」というかけ声もあります。みなさんの地域ではどうでしたか。

 また、このジャンケンは「くちくほんかん(駆逐本艦)」の時に使われました。この「くちくほんかん」は、「すいらいかんちょう(水雷艦長)」と同じあそびです。
 さらに、かけ声を3回でなく1回バージョンのやり方で、「グッス」「チッス」「パッス」のかけ声でやる方法もあります。

Copyright (C) 遊邑舎 2003 All Rights Reserved.

TOP私論エッセイあそびセレクトコレクト購買部素材庫ブログリンクメール