あの町この村に、子どもらの遊ぶ笑顔を求めて
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おもしろ怪談話

 怖そうに思わせて、面白がらせるお話です。こども達はとても喜んでくれました。
できる限り、おどろおどろしく話して下さい。効果は抜群です。
色々なパターンを掲載しましたが、一回に一話がいいでしょう。

凶悪の十字架
古典的なものです。

 「ある一人の、薄気味悪いおばあさんが、デパートのシャッターの前に立っていました。そこへ、コツ、コツ、コツと足音を立てながら、ガードマンがやってきました。すると、おばあさんは、消え入りそうなか細い声で聞いたとさ。
『今日開くの十時か?(きょうあくの、じゅうじか)』」:{怖そうな声で}

猫の魂(たましい)
これも古典的なものです。

 「時間は真夜中の2時、身も凍るぐらい不気味な猫の鳴く声が響き渡っている。そこへ一人の人影がスーッと現れるなり、
『猫のタマ、シー!(ねこのたましー)』」:{猫を黙らせるように}

一軒家の人殺し
「猫の魂」のアレンジ版

 「ある人里離れた山奥に、一軒家がありました。そこには、コロと言う犬が飼われていました。その犬は、何故か毎晩11時頃になると、それはそれは悲しそうな声で吠えるのです。そこで仕方なく、
一軒家の人「コロ、シー!」:{犬を黙らせるように}
(いっけんやの、ひと、ころ、しー)

四谷怪談
ショートもの

 「一段、二段、三段、」:{初めは小さくだんだん大きな声で、怖そうに}
「四つや!階段!(よっつやかいだん)」:{驚いたように}

池に怨念
大阪弁のショートものです。

 いかにも怖そうな声で、「血のような真っ赤な色をした鯉が、
池におんねん!(いけにおんねん)」
注:大阪弁で「おんねん」は、「居るの」

怖い話

 「一人のそれはそれは、悪いことばかりやって牢屋に入っている男がいました。その男には、一人息子がいましたが、その子はとても良い子だったのです。親は悪いが
子は良い話(こはいいはなし)おしまい!」:{念を押すように}


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