図A 開始盤面
図B 移動可能マス目
図C 駒の取り方
|
基本ルール
使用する駒の枚数と並べ方
各自9枚ずつの駒を、左図Aのように並べる。各自の駒は、どんな駒でも良いが、敵味方がわかりやすいように、歩兵だけを使う時は裏表を分けたり、歩兵9枚だけとその他の駒9枚だけに分けても良い。(以後、左図Aの表駒側を先手、裏駒側を後手として記載。)
駒の進め方
一手で、縦と横のどちらかの方向に、他の駒を跳び越えずに、好きなマス目分だけ進めることができる。開始時点では、横方向が詰まっているので、縦方向しか進めない。(左図Bは先手側の盤面中央部の駒から見た「移動可能マス目」)
駒の取り方
自分の駒同士で、相手の駒を縦あるいは横に挟み込むことに成功すると、挟み込んだ相手の駒は、連続して並んでいれば同時に何枚でも取ることができる。左図Cは、先手側が駒を進めて後手側の駒を挟んだ図。暗くなった5枚の駒が一度に取れる。(進めたコマの左側にある、後手の2枚の駒は連続して並んでいないので取れない。)また、駒を自ら進めて、相手側の駒に挟まれた状態になった場合は、駒は取られない。
勝敗の決まり方
相手の駒を残り1枚だけ(1枚では挟めない。)にすると勝ちとなる。また、特殊な場合、駒を1枚も動かせなくなった(動かせる場所が無くなった)側が負けとなる。
「はさみ将棋」の変化形の例
その1 取った駒を直ぐに自陣(開始盤面のマス)の空いているマスに自分の駒として使えるようにする。
その2 取った駒を直ぐにそのマス目の位置で、自分の駒として使えるようにする。(歩兵の表と裏に分けて対戦した場合は、オセロの駒のように裏返せばよい。)
その3 縦・横だけでなく、斜めにも挟めるようにする。
その4 一手ずつジャンケンを行い、勝った方が一手進めるようにする。
以上の方法を組み合わせても、違った形式の「はさみ将棋」ができる。
|