ユニット折り紙の組み方の基本

ユニット折り紙をひとつの作品に組み上げる作業は、多くの場合簡単ではありません。
特に、お手本にない組み上げ方は、一筋縄ではいかないのが常です。
また、配色を各色で同じ関係(色対称)に組み上げるのも容易ではありません。
しかし、そのパズル的難しさがユニット折り紙のひとつの魅力となっています。
その魅力を完全に無くしてしまわない程度に、
ユニット折り紙の組み上げ方を解説していきます。


正多面体を基準(ガイド)にして組む。
 ユニット同士の結合(ジョイント)の仕方は、ユニットの形状によって違いがありますが、30ユニット組などのひとつの作品に組み上げる方法は、ほぼ共通しています。その基本のひとつが正多面体を基準系として組み上げる方法です。(掲載の各ユニット折り紙の作品は、ほとんどがこの方法で組み上げられています。)そこで、その正多面体の代表として正12面体(図−1)をガイドにして5色のユニットUS001Aで組む、組み上げ方を取り上げます。

CUT-ユニット折り紙の組み方 正多面体の辺にユニットを対応させる。
 正12面体には、辺が30本あります。この各辺に一つずつユニットが対応します。また、正12面体の各頂点には、3つの辺が集まっています。その頂点がユニットのジョイント部で、ユニットを辺の数(ここでは3つ)だけ、モジュール(折り方参照)に組み上げます。この時、5角形の面上では5つのユニット(ここでは5色のユニット)が向き合います。(ユニットUS001Aでは、隙間無く三角錐の山が5つ並びます。)
US001-FIG17

 左図
 ユニットUS001Aを図−1の頂点Aで、同じ配色で組んだところ。



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