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 あそびセレクト魚鳥木(ぎょちょうもく)


魚鳥木(ぎょちょうもく):遊邑舎版

 昔からある言葉遊びに魚鳥木がある。これを現代版チーム対抗のリーダーゲーム(リーダーが進めるゲーム)にアレンジしてみました。雨の日やお楽しみ会などでやってみて下さい。

 指導員をしていた学童保育所では、かなり人気のあったゲームです。

1.まず、リーダーを決めます。保育所・学校・学童保育所などでは先生方がリーダーになると良いでしょう。

2.次に、2組のチームに分けます。(同数でなくても良い。)

3.各チーム、答える順番を決め一人ずつ対戦していきます。(勝ち抜き戦)

4.リーダーは、対戦者2人に「魚鳥木申すか、申すか。」と言います。(本当は、「申すか、申さん(ぬ)か。」だが、言いやすいのと、次の「申す、申す。」と対になりテンポが良くなるので、敢えてこう言う様にしました。)

5.各チームの対戦者は、なるべく声をそろえて「申す、申す。」と返答します。

6.リーダーは、一呼吸おいて、「赤い食べ物」(これは、何でも良い。例えば単に「動物」でも良いし、複雑に「空を飛べない乗り物」としても面白い。)と問題を出します。(正式には、「魚」「鳥」「木」の3つだが、今のこども達特に小学校低学年やそれ以下のこども達には、解りづらいのと、出題範囲を拡げられるので、無制限にしました。)

7.対戦者は、いち早くその出題に合った答えを言います。前記問題の場合は「りんご」「いちご」など。

8.この様に、早く正解を答えたチームの勝ちとなります。

9.負けたチームは選手交代。こうして、何巡か対戦を繰り返します。
10.最後に、勝利数の多いチームの勝ちとなります。(対戦回数は、チーム構成人数や遊べる時間に応じて決めます。また、対戦回数は最低でも2巡以上まわる様にします。)

得点計算の一つの例

 リーダーは、あらかじめチップやその代わりのもの(碁石、飴玉、トランプなど)を用意し、勝てばそのチームにそれを与え、すべて無くなった時点でその獲得数が多いチームの勝ちとすると良いでしょう。

勝ち抜き戦の面白い点

 勝ち抜き戦は相手が変わるので、日頃交流の少ないこども達どうし、嫌いな子どうし、あるいはあこがれの子との対戦など、こどもどうしのいろんな関わりをつくったり・強めたりが出来る点がお奨めです。

リーダーの裏技

 リーダーは、どんな問題も出せるので、興がのって来たときの頃合いを見計らって、「好きな子の名前」「嫌いな学校の勉強科目」などなど、思わぬ答が帰ってきて大爆笑するのもいいでしょう。また、自信があれば「好きな先生の名前」と問題を出すのもいかがでしょう。

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