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 あそびセレクトぼうずめくり(台付き)


ぼうずめくり(台付き)

 お正月を迎えると、百人一首カルタで遊ばれる方も多くなります。その中でも、子ども達に人気のある遊びとして「ぼうずめくり」があります。
 ここで紹介する「台付きぼうずめくり」は、もっとエキサイティングな遊びです。しかし、その分カルタが痛みやすいので、古くなったり、不足札のでたものや、値段の安いものを使用すると良いでしょう。

1.基本は、台札(めくり札)から一枚めくり殿がでればその札をもらえ、坊主がでればはきだし、姫がでればはきだしの山札をもらえるのは通常のルールと同じです。蝉丸(せみまる)の扱い(例えば、台札を除いたすべての札をもらえるなど)もそれぞれのやり方で結構です。ただ違うのは、殿や姫などが一段高い台座に乗っている札を「台付き」と言い、この札をめくれば誰でも、他のどの参加者が獲得した札の山を先に手で押さえれば、その札を獲得できます。

2.もちろん、防衛も出来ます。自分の山を先に手で押さえれば防衛成功です。

3.また、場にある札の山(はきだしの山)を、先に手で押さえてもそれを獲得できます。

4.手で押さえるのは、片手だけでなく両手も使えます。片手で防衛しながら、もう片手で他の山を押さえることも可能です。

5.「台付き」札が出ていないのに、他の山を間違えて押さえてしまうと、「お手つき」となりぼうず札が出た時と同様に、獲得札の全部がはきだしとなります。

6.ひたすら、自分の札を守るのも良し、反対に他のそれも札の多い山をねらうのも良し、個性があらわれる遊びです。くれぐれもケンカにならない程度に盛り上がりましょう。

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