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 あそびセレクトスピード競争


スピード競争

 トランプあそびの中で比較的ルールが簡単で人気のあったのが、「スピード競争」です。一般には「スピード戦争」と呼ばれています。戦争はしたくはありませんので、競争にしました。
CUT-トランプ1  普通は、1組のトランプを使い二人でやりますが、2組以上のトランプを使い三・四人でやるとより熱気が増します。また、熱を帯びてくるとトランプの傷みが激しいので、1組百円以内の玩具用トランプが適しています。反対に、枚数不足のトランプを2・3組み合わせて使うのも経済的です。(大きさが同じくらいなら、裏の模様も違っていても一向に差し支えがありません。)
 ルールは一般的なものと違って、過去に好評だったルールを紹介します。

1.参加人数により適当な枚数(一人30枚程度)のトランプを、よく切り混ぜます。

2.各人に同じ枚数だけのトランプを配ります。(1枚の差はあってもかまいません。)

3.まず各人のすぐ前に4枚を表向けておきます(場札)。残りは伏せて山にして手に持ちます。(手札)

4.「いっせーのーで」とかけ声をかけて、それぞれ場札の向こう側に手の山から1枚を表向けておきます(台札)。この時、台札はそれぞれ他の参加者の手が届くように置きます。

5.場札の中に、これらの台札の数字と大小どちらでも1違いの数字(AとKは1違いと見なします。)のカードがあれば、すぐにその台札の上に表向けて重ねて置きます。(1違いであれば他の参加者の前の台札にも置けます。)

6.自分の前の場札が4枚より少なくなれば、手札から補充します。(補充できなくなればそのまま)

7.この5.・6.の操作は、たとえ一人きりになっても続けられる限り行えます。

8.だれ一人として5.・6.の操作ができなくなった場合、ふたたび「いっせーのーで」で台札の上に手札から1枚表向けて置きます。

9.こうして、早く場札と手札をなくせば勝ちとなります。(残りの者で継続して、2位・3位など順位を付けるのも一案です。)

ジョーカー入りルール

 ジョーカーをオールマイティとし、どの数字としても使えるようにします。すなわち、ジョーカーはどんな数字の台札の上にも置け、ジョーカーの上にはどんなカードでも置けます。この方が、よりスピーディなゲームになります。

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