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遊び学事典(遊邑舎版) |
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通天閣高い[つうてんかくたかい] しりとり歌の一つで、その歌詞は、「通天閣高い、高いは煙突、煙突は黒い」以下に様々なバリエーションで続く。 通天閣が登場するしりとり歌には、最初に「お父ちゃん、ダイヤモンド買(こ)うて、ダイヤモンド高い、高いは通天閣、通天閣は怖い」と続く歌詞のものがある。 この歌詞と前記の歌詞が混同されて、「通天閣高い、高いはダイヤモンド、ダイヤモンドは綺麗」などと続くバリエーションもある。 (2013.01.20掲載) 突き玉[つきだま] お手玉のあそび方の一つ。 特定のお手玉(親玉)を投げ上げている間に、残りの数個のお手玉(子玉)を使って、様々な技を行う。 寄せ玉あるいは拾い技と言うこともある。 [例]おさらい。 (2015.12.30掲載) 尽し絵[つくしえ] 江戸時代から明治期に描かれた、おもちゃ絵の一つで、同じジャンルの物や人物などが、一面に数多く描かれていおり、一般的に「〜尽し」の題名が付けられている絵。 (2015.12.08掲載) 突羽根[つくばね] 羽根突きで用いられる羽根に同じ。 一人で羽根を数多く突いて、楽しむことを指す説もある。 (2012.12.08掲載) 辻わざ[つじわざ]≪辻技≫ 柳田國男による、こどもの遊び(あそび)の分類の一つ。 辻や馬場など、人が集まる場所におけるあそびで、一定程度の技術(技)を必要とし、見せる見せられる意識が伴うとされる。 [例]根っ木打ち、草相撲の【1】、羽根突きなど。 本事典の技あそびとは、異なる定義となっている。 (2015.10.22掲載) 土だんご[つちだんご]≪土団子≫ 土を丸めて団子を作るあそびあるいは出来上がった団子そのものを指す。 泥だんごとの厳密な区別は、実際のあそびにおいては、ほとんどが無意味だが、「光る泥だんご」として洗練されたものは、中味が土であっても、少なくともその表面だけは、一般的な土よりも粒子の細かい材料(泥)が不可欠で、土だんごとは定義できない。 (2015.09.15掲載) 土粘土[つちねんど] 本来の粘土を意味するが、多種多様な素材の粘土の出現により、それらとの区別を明確化する上での呼称となった。 (2012.12.22掲載) 綱渡り[つなわたり] 独楽(コマ)を使ったあそび方(技)の一つで、独楽を回転している状態で、一方からもう一方まで、紐や糸の上を伝わせて移動させること。 (2012.12.20掲載) 椿笛[つばきぶえ] 椿の種子を用いて手作りする簡単な笛。 種子の先端に穴を開け、中身をほじくり出して空洞にして、その穴に息を吹きかけて、音を鳴らす。 同様のものは、ドングリなどを用いても、つくることができる。 (2012.11.24掲載) ツバメ返し[つばめがえし] けん玉の技の一つで、大皿にのせた玉を上に上げ、その玉の周りを、剣を、垂直方向に一周させ、元の大皿で受け留める技。 (2015.08.01掲載) ツバメ飛行機[つばめひこうき] チラシやコピー用紙などの長方形の紙を使って折る、ツバメの形をした折り紙飛行機。 (2015.08.01掲載) 積み木[つみき] 立方体、直方体、円柱など、様々な形状をした木片を、積み重ねたり並べたりして楽しむ玩具。 材質が、木以外のプラスティックや金属などのものも、積み木に分類される。 一般的には、ブロック玩具とは区別されている。 (2012.10.28掲載) 積み将棋[つみしょうぎ] 将棋の駒を、積み木のようにどんどん積み上げていく将棋あそび。 一般に、参加者が順番に、手持ちの駒を積んでいき、駒が無くなれば勝ちとなる。 また、崩れた駒は、手持ちの駒に加える罰則が採用される場合が多い。 (2012.08.31掲載) 積札[つみふだ]≪積み札≫ 山札に同じ。 (2015.09.03掲載) つるにはまるまるむし≪つるニハ○○ムし≫ 文字絵の一つ。 一般的に、「つるにはまるまるむし」と唱え(歌い)ながら描くが、平仮名だけでなく、「つるニハ○○ムし」のように、カタカナや記号を混ぜて描かれる。 (2013.02.23掲載) つるはにまるまるむし≪つるハニ○○ムし≫ つるにはまるまるむしの、地域的な変形バージョン。 描き方は、つるにはまるまるむしに準じる(2013.02.23掲載) Copyright (C) 遊邑舎&北條敏彰 2012-2016 All Rights Reserved. |
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