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遊び学事典(遊邑舎版) |
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字当て[じあて] 字掘りと同じ。 (2012.09.26掲載) シーソー[しーそー] 支点となる、台や支柱の上に、天秤の棒のように取り付けられいる、細長い板や柱の両端付近に、二人あるいは数人が、分かれて載って、上下運動を楽しむ遊具。 多くの場合、人が載る位置にはハンドルが取り付けられていたり、両端が着地する場所には、衝撃吸収用にタイヤが設置されているなど、安全面の工夫が施されているが、中央部の支点に指を挟んだり、両端の上下動による打撃を受けたりする、事故が懸念されて、減少傾向にある遊具となっている。 昔のものは、素朴で単純な形状で、あそぶと比較的大きな音がしたことから、ギッコンバッタンやギッコンバッコンなどと呼ばれていた。 (2012.12.13掲載) シールくじ[しーるくじ]≪シール籤≫ シール状になっためくりくじ。 くじを貼り付ける対象が、台紙だけでなく、物品に直接貼られているものもある。 (2013.01.04掲載) ジオラマ[じおらま] 事物や情景を立体的に表現した、造形物あるいは展示方法。 情景模型とも呼ばれている。 (2015.12.02掲載) しおりカード[しおりかーど] しおりメンコと同じ。 (2012.10.20掲載) しおりメンコ[しおりめんこ] 本に挟む紙製の「しおり」のように、細長い長方形の角メンコ。 実際に「しおり」としても使用した。 長メンコ、しおりカードとも呼ばれる。 (2012.10.20掲載) 字隠し[じかくし] 字掘りと同じ。 (2012.09.26掲載) 仕掛け絵本[しかけえほん] 表紙や開いたページに、何らかの仕掛けが施された絵本の総称。 型抜き絵本、飛び出す絵本などがある。 (2012.11.23掲載) 児戯[じぎ] こどもの遊びを意味し、本事典が定義するあそびに相当する。 (2015.10.01掲載) 色紙[しきし] 書道や絵画に用いられる、ほぼ正方形の厚紙。 サインや寄せ書きのための紙として、広く普及しているものはサイン色紙と呼び、その形には正方形の他、円形・ハート形などがある。 (2012.07.18掲載) 事業所内保育所[じぎょうしょないほいくしょ] 認可外保育所の一つで、都道府県・政令指定市・中核市の指導を受けて、事業所内に設置された保育所(保育施設)。 (2015.12.20掲載) ジグソーパズル[じぐそーぱずる] 絵や写真などが、幾つかのピースに分割・裁断されたものを、元通りの絵や写真などに組み合わせるパズル。 ピースが、全てが同一形状のものと、全く異なった形状のものがある。 裁断加工技術の進歩により、球状のものや、建物や船舶などの形状のものを、作り上げる立体ジグソーパズルが、考案されている。 [同義]はめ絵の【1】。 (2012.09.24掲載、2015.12.07改訂) 字加え歌[じくわえうた] 歌詞の途中に、文字を幾つか差し込んで楽しむ歌あそび。 [例]「ブンブンブン」の歌詞に出てくる「ブン」の間に、「ブルン」のように、「ル」の字を差し込んで歌うあそびや、「ブルー・シャトー」で「森とんかつ 泉にんにく・・・」と食べ物を付加して楽しむあそびなどがある。 (2012.07.05掲載) しけい≪死刑/四刑≫ 軟式テニスボールのような、柔らかいボールを使って楽しむあそび、または、それにおけるペナルティーを受けるアウトカウントを指す。 一般的には、参加者全員に個人識別番号を振り当てて、屋根の上にボールを投げ上げて落ちてくるボールをキャッチしたり、誰かにボールを当てたりしてあそぶ。 1回アウトになるごとに刑(けい)が増え、「四刑」になれば、「はりつけ」のペナルティーを受ける。 この「はりつけ」を「死刑」と呼ぶこともある。 (2012.12.05掲載) 地獄[じごく] ビー玉を用いたあそびの天国と地獄における、スタートラインに最も近い穴のこと。 (2012.12.24掲載) 思考ゲーム[しこうげーむ] 思考することが重要あるいは決定的な、要素となっているゲーム。 一人で楽しむものには、パズル、ソリティアなどがあり、対戦型には本将棋、石取りゲームなどがある。 (2015.10.01掲載) 自作おもちゃ[じさくおもちゃ] あそぶために、自分で手作りするおもちゃ。 [例]割り箸鉄砲、ビュンビュンゴマ、糸巻き戦車など。 (2012.05.07掲載) ジジ[じじ] ジジ抜きにおける、最後まで残ったカードで、開始前にあらかじめ取り除いたカードと同じ数字のカード。 (2015.08.25掲載) ジジ抜き[じじぬき]≪じじ抜き≫ ババ抜きのジョーカーを使わないで楽しむあそび。 最初に、1枚のカードを、伏せて取り除いた後、ババ抜きと同じようにしてあそぶ。 最後に残った、あらかじめ取り除いたカードと、同じ数字のカードが、ジジとなり、これが残れば負けとなる。 ババ抜きと違って、ジジが終盤まで、わからない点での面白さがある。 (2015.08.25掲載) 自然公園[しぜんこうえん] 自然公園法が規定する公園で、「優れた自然の風景地を保護するとともに、その利用の増進を図ることにより、国民の保健、休養及び教化に資するとともに、生物の多様性の確保に寄与することを目的とする」公園。 [例]国立公園、国定公園、都道府県立自然公園。 [対比参考]都市公園。 (2015.11.21掲載) 自然公園法[しぜんこうえんほう] 日本の「優れた自然の風景地を保護するとともに、その利用の増進を図ることにより、国民の保健、休養及び教化に資するとともに、生物の多様性の確保に寄与することを目的」として制定された法律。 自然公園として、国立公園、国定公園、都道府県立自然公園の、3種類の公園を規定している。 (2015.11.23掲載) 実践的遊び[じっせんてきあそび] ピアジェによる、遊びの分類の一つ。 心身に備わった諸機能である、感覚や運動の機能を、行使すること自体を楽しむ遊び。 機能行使の遊びとも呼ばれる。 (2012.05.18掲載、2012.12.06改訂) 室内あそび[しつないあそび] 室内で楽しむあそびを指すが、中あそびと同義的に使用される場合もある。 [同義]部屋あそび。 類義語の家あそびよりは、ニュアンスとして、やや狭い場所でのあそびを指すこともある。 (2015.09.27掲載) しっぺ≪シッペ≫ ジャンケンのチョキの形の、人差し指と中指を密着させた状態で、相手の手の手首より少し上の部分を、叩いて痛みを加える、あそびにおける罰の一つ。 一般的には、叩くための手とは反対側の手で、相手の手指や手首を掴んで支持した状態で行う。 (2015.09.06掲載) 指導[しどう] 何らかの目的あるいは目標を持って、指し導くこと。 [例]遊びの指導。 (2015.12.23掲載) 児童[じどう] 一般的には、子どもと、ほぼ同じ定義となっているが、時代、国、法令などの違いにより、さまざまな定義がある。 [参照]児童福祉法における児童、学校教育法における児童、児童扶養手当法における児童、道路交通法における児童。 (2015.11.14掲載) 児童演技[じどうえんぎ] 柳田國男による、あそび(こどもの遊び)の分類の一つ。 詞(し)による問答形式を含むある種のあそび歌を伴ったあそび。 [例]子とろ、かごめかごめ、花いちもんめなど。 (2015.10.23掲載) 児童館[じどうかん] 児童福祉法が規定する児童厚生施設で、「児童に健全な遊びを与えて、その健康を増進し、又は情操をゆたかにすることを目的とする施設」(前記法律の条文より)。 児童福祉法において、同じ目的を持つ屋外型の施設に、児童遊園がある。 (2015.12.23掲載) 児童厚生施設[じどうこうせいしせつ] 児童福祉施設の一つで、「児童に健全な遊びを与えて、その健康を増進し、又は情操をゆたかにすることを目的とする施設」(児童福祉法の条文より)。 [例]児童遊園、児童館>など。 (2015.11.13掲載) 児童書[じどうしょ] 児童を対象とした書籍。 ここで言う児童とは、児童文学における児童と同じで、乳児、幼児、および小学生を指し、書籍化された児童文学、絵本、画集、ゲームなどの攻略本、あそびの解説書などがある。 [同義]児童向け図書。 (2015.11.11掲載) 児童の権利条約[じどうのけんりじょうやく] 子どもの権利条約に同じ。 児童の権利に関する条約の公式略称。 (2015.12.24掲載) 児童の権利に関する条約[じどうのけんりにかんするじょうやく] 子どもの権利条約に同じで、同条約の日本政府訳となっている。 また、その公式略称は児童の権利条約となっている。 (2015.12.24掲載) 児童福祉施設[じどうふくししせつ] 児童福祉法が規定する、児童の福祉に関わる事業を行う施設で、児童福祉法の第七条に以下の施設が列挙されている。 助産施設、乳児院、母子生活支援施設、保育所、幼保連携型認定こども園、児童厚生施設、児童養護施設、障害児入所施設、児童発達支援センター、情緒障害児短期治療施設、児童自立支援施設、児童家庭支援センター。 (2015.11.14掲載) 児童福祉法[じどうふくしほう] 児童の、健やかな、誕生と育成を、根本精神とする、日本の法律。 この法律における児童とは、満18歳に満たないものを指し、満1歳に満たない乳児、満1歳から小学校就学の始期に達するまでの幼児、小学校就学の始期から満18歳に達するまでの少年に分けられている。 この法律には、第六条の三の2項で、放課後児童健全育成事業に、さらに第四十条で、児童厚生施設に、遊びを要件の一つとして規定している。 (2015.11.13掲載) 児童福祉法における児童[じどうふくしほうにおけるじどう] 児童福祉法は、児童を、年齢が満十八歳に満たない者と定義し、さらに、満一歳に満たない者を乳児、満一歳から、小学校就学の始期に達するまでの者を幼児、小学校就学の始期から、満十八歳に達するまでの者を少年と区分している。 (2015.11.15掲載) 児童扶養手当法における児童[じどうふようてあてほうにおけるじどう] 児童扶養手当法では、その第三条で、児童を、「十八歳に達する日以後の最初の三月三十一日までの間にある者又は二十歳未満で政令で定める程度の障害の状態にある者」と定義している。 (2015.11.15掲載) 児童文学[じどうぶんがく] 児童を対象とした文学作品。 ここで言う児童とは、乳児、幼児、および小学生を指し、必ずしも児童自身が読み手となるものだけでなく、読み聞かせに活用されるものように、児童が聞き手となるものも含まれる。 [参考]児童書。 (2015.11.11掲載) 児童向け図書[じどうむけとしょ] 児童書に同じ。 (2015.11.11掲載) 児童遊園[じどうゆうえん] 子どものために整備・設置された公園。 単独で設置されるだけでなく、都市公園などの一角に、付属的に整備される場合もある。 狭義には、児童福祉法に規定の児童厚生施設の一つで、同法条文には、「児童に健全な遊びを与えて、その健康を増進し、又は情操をゆたかにすることを目的とする施設」とある。 (2012.08.27掲載、2015.12.23改訂) 字取りかるた[じとりかるた] 取り札に、文字のみが書かれているかるた。(「遊び学辞典」の定義) [例]百人一首、歌がるた。 (2012.10.15掲載) 字抜き歌[じぬきうた] 歌詞の中に出てくる、ある文字を抜いて歌う歌あそび。 [例]「うさぎとかめ」の「か」の字だけを抜く。「もしもし*めよ *めさんよ・・・ 」。 (2012.07.05掲載) 士農工商[しのうこうしょう] 天下町人と同じ。 (2012.08.06掲載) 字札[じふだ] トランプやかるたなどの、字が書かれているカードや札。 文字や数字を意味する図形などが描かれているものも、便宜的に字札と呼ぶこともある。 (2012.10.05掲載) 字掘り[じほり] 土の地面に、木や釘などで掘った字を、砂で埋めて隠し、相手が砂を取り除いて、その字が何かを当て合うあそび。 字隠し、字当てとも呼ばれる。 (2012.09.26掲載) 島[しま] ある種のあそびにおける、地面などに線で描かれた島状の区域。 【1】Sケンや島鬼などにおける、安全地帯。 【2】宝踏みなどにおける飛び地。 【3】ある種のビー玉あそびにおける、ビー玉を置いたり、ビー玉で当て合ったりする区域。 (2012.12.24掲載) 島鬼[しまおに] 安全地帯の島を設けてあそぶ鬼ごっこ。 一般的には、島に入れるのは子に限られ、鬼は島に入らないようにして、タッチしなければならない。 (2012.12.24掲載) 島出し[しまだし] 島に入っているビー玉を、自分のビー玉で当てて、島から出せば獲得できるあそび。 不定形の島ではなく、三角形の島で行うものは、三角出しと呼ばれている。 (2012.12.24掲載) シミュレーションゲーム[しみゅれーしょんげーむ] 現実世界で進行する現象を、仮想的に進行させて楽しむコンピューターゲーム。 広義には、戦国武将などを戦わせての天下取りを目指すボードゲームや、野球選手の能力データが記載されたカードを使用するような、カードゲームなどを、アナログ版のシミュレーションゲームとする。 (2012.10.14掲載) 社会的あそび[しゃかいてきあそび]≪社会的遊び≫ 何らかの共通認識の下に、時にはルールを共有して、他者と協調して楽しむあそび。 (2012.11.24掲載) ジャグリング[じゃぐりんぐ] 【1】二つ以上の物を、片手あるいは両手を使って、常に一つ以上の物が空中にある状態を維持しながら、投げ受けする技あるいはパフォーマンスのこと。 投げ受けする物は、リング、こん棒など様々あり、ボールを使用するものは、ボールジャグリングと呼ばれている。 日本のお手玉の投げ玉もジャグリングの一つと考えられる。 広義にはディアボロやフットバッグなども、ジャグリングに含めることもある。 【2】お手玉の技の両手3個交差についての、日本のお手玉の会による呼び方。 (2016.01.06掲載) しゃれ言葉[しゃれことば] あそびにおいては、ダジャレと同義。 (2012.08.13掲載) ジャングルジム[じゃんぐるじむ] 鉄製の棒やパイプ、木の棒や角材などで、組まれた骨組みに、登ったりくぐったりなどして楽しむ遊具。 骨組みは、立体格子だけで組まれた単純なものから、一部の格子材を省略して迷路状になった複雑な構造のものまである。 (2012.12.13掲載) ジャンケン[じゃんけん] グー(石)、チョキ(ハサミ)、パー(紙)の、三すくみの拳(けん)を使って勝ち負けを決める方法。 基本は、手を使って行うが、足や口(言葉)などで、拳を表現することもある。 一般的には、「ジャンケン」と、かけ声をかけて、心の準備を行った後に、「ポン」のかけ声で一斉に拳を出す。 呼び名やかけ声には、地域独特のものがある。 グー無しジャンケン、負け者勝ちジャンケンなど、派生系のジャンケンも多い。 (2012.04.11掲載) ジャンケンあそび[じゃんけんあそび] ジャンケンが、あそびの勝敗を決める重要な要素となるあそび。 [例]渦巻きジャンケン、王様とこじきなど。 狭義では、ほぼジャンケンのみで成立するあそび。 [例]足ジャンケン、両手ジャンケンなど。 (2012.04.11掲載) ジャンケンお絵描き[じゃんけんおえかき]≪じゃんけんお絵描き≫ ジャンケンで勝ったものが一筆(一画)ずつ描いていって、早く絵を完成させたものが、最終的に勝ちとなるあそび。 十の字(+)から始めて花を完成させるもの、丸(○)から始めて亀を完成させるものなど、いろんなバリエーションがある。 (2015.09.19掲載) ジャンケンおまじない[じゃんけんおまじない] ジャンケンに勝つために行われるおまじない。 [例]両腕を交差させて、両手の指を組んだまま、両手を下手前に回し反して、両手の平で出来上がった空洞を覗いて、出す拳を決めるおまじない。 (2015.09.18掲載) 自由遊び[じゆうあそび] 保育士・教員などの第三者による、直接のコントロールを受けず、自律的かつ自由に、展開されているあそび。 本来の意味でのあそびと同義。 (2012.04.12掲載) 15ゲーム[じゅうごげーむ] 1から15までの数字が記されたピース15個と、空きスペース用のピース1個、およびそれらのピースが、4×4にピッタリ並べられる枠で構成されたスライドパズル。 一般に、特定の数字の並びから、別の数字の並びに、ピースを移動させることを目指す。 「15パズル」とも呼ばれる。 参考図⇒ (2012.09.16掲載) 15パズル[じゅうごぱずる] 「15ゲーム」と同じ。 (2012.09.16掲載) 自由時間[じゆうじかん] レジャーの【1】に同じ。 こどもの場合、生命の維持に必要な諸活動から解放されるだけでなく、学校・塾・家庭などでの勉強、種々の習い事、各種スポーツ活動などの、課業からも解放された自由時間は、あそびの成立と内容を、大きく左右する。 (2015.09.26掲載) しゅうせん≪鞦韆≫ ブランコに同じ。 (2015.10.08掲載) 集団あそび[しゅうだんあそび] 三人以上の集団で成立するあそび。 広義には、あそび相手と、インターネットや電話などの通信手段を使用して、楽しむあそびも含まれるが、通信手段を介さない狭義の集団あそびとは、質的な違いがある。 (2012.07.23掲載) 集団ゲーム[しゅうだんげーむ] 【1】集団で行うゲーム一般を指す。 【2】主としておとな対象の宴会ゲームと区別する意味で、こどもも楽しめるものとしての、集団の雰囲気を盛り上げたり、親睦をはかる目的で行われる、対戦型あるいは競争型のゲーム。 [例]魚鳥木、リーダージャンケンなど。 (2015.09.13掲載) 集団ジャンケン[しゅうだんじゃんけん] 集団で行うジャンケンやジャンケンあそび。 一人対多人数で行う場合(リーダージャンケンなど)と、チームで対戦する場合(チームジャンケンなど)がある。 (2012.11.27掲載) 手芸あそび[しゅげいあそび] 織ったり編んだりなどして、手芸を楽しむあそび。 手の指だけを使って編んだり、リリアンや織り機などの専用の玩具を使って編んだり織ったりして楽しむものなどがある。 (2013.03.15掲載) シュテルン[しゅてるん] ウィリアム・シュテルン(1871〜1938)、ドイツの心理学者。 遊びを一人遊びと社会的あそびに分類。 (2012.05.24掲載) 趣味[しゅみ] 【1】広義の遊びに分類される活動、あるいは、その対象とする事柄。 自由な時間に、一定期間以上継続的に行われる、意志に基いた活動およびその対象。 遊びと違って、特に愛好する対象に限定され、洗練されることにより、より定式化、より公式化された、活動となっている。 趣味には、遊びから発展したものも少なくない。 【2】物事が備え持つ、味わいや趣きを、感じ取る能力。 【3】好み。 (2015.07.29掲載、2016.08.10改訂) 受容遊び[じゅようあそび] ビューラーによる、遊びの分類の一つ。 絵本・テレビなどを見たり、童話・音楽などを聞いたりすることを楽しむ遊び。 (2012.05.18掲載) 唱歌[しょうか] 国や自治体などにより、教育の一環として選定し、指導されたり指導されていた歌。 童謡などの一部も、唱歌として選定されることもある。 (2012.08.24掲載) 将棋[しょうぎ] 専用の、盤と駒を用いて、「王将」や「キング」などの特定の駒を取ることで勝敗を決する、戦争を抽象化させて楽しむ盤ゲームの総称。 一般的には、日本の伝統的な将棋そのものを指す。 [参照]日本将棋。 (2012.11.30掲載) 将棋あそび[しょうぎあそび] 将棋の駒を使ったあそび。 [例]挟み将棋、積み将棋、将棋倒しなど。 (2012.08.31掲載) 将棋落とし[しょうぎおとし] 将棋あそびの一つ。 弾き将棋と同じ。 (2012.08.31掲載) 将棋倒し[しょうぎたおし] 将棋あそびの一つ。 将棋の駒を、盤の上に立てて並べ、最初の駒が倒れると、連鎖的に次から次へと駒が倒れて行く様子を楽しむあそび。 [類議]ドミノ倒し。 (2012.08.31掲載) 将棋盤[しょうぎばん] 将棋に用いられる専用の盤。 上面には、駒の大きさに見合った大きさで、縦9マス×横9マス、計81マスに区切るように、直行する直線が描かれている。 (2012.11.28掲載) 情景模型[じょうけいもけい] ジオラマに同じ。 (2015.12.03掲載) 上下絵[じょうげえ] 上下を逆にして見ると、違った顔になる、だまし絵。 両面相とも呼ばれている。 (2015.12.07掲載) 少女[しょうじょ] 一般的な日常語として、少年の対義語として使用され、概ね6歳から19歳までの、未成年の女性を指す。 (2015.11.19掲載) 小中高大[しょうちゅうこうだい] 天下町人と同じ。 (2012.08.06掲載) 象徴的遊び[しょうちょうてきあそび] ピアジェによる、遊びの分類の一つ。 想像・空想などにより、現実を自我に同化させて楽しむ遊び。 シンボル遊びとも呼ばれる。 [例]ごっこあそび、模倣あそび。 (2012.05.18掲載) 少年[しょうねん] 一般的には、概ね6歳から19歳までの、未成年の男性を指し、同じ年代の女性を少女と区別することもあるが、法令などにおいては、性別を問わず女性にも使用される。 また、法律によって、その対象とする年齢は異なることがある。 例えば、児童福祉法では、「小学校就学の始期から、満18歳に達するまでの者」、少年法では「20歳に満たない者」、となっている。 (2015.11.19掲載) 少年法[しょうねんほう] 少年の健全な育成を期し、非行のある少年に対して保護処分を行うとともに、少年の刑事事件について特別の措置を講ずることを目的とする法律。 ここで言う少年とは、性別を問わず、「二十歳に満たない者」と定義されている。 (2015.11.19掲載) 樟脳舟[しょうのうぶね] セルロイドなどのプラスティックの薄い板で作られた、2cn前後の小さいな玩具の舟。 船尾に樟脳を付着させて、タライなどに汲んだ水の上に浮かべると、樟脳と水の相互作用で動き回る。 露店などでは、セルロイドの舟を作る時に使用する、化学接着剤を樟脳の代わりとしていた。 同様に、石鹸や練り歯磨きなども、樟脳の代用となる。 (2012.12.09掲載) 小B[しょうびー] ちび玉に同じ。 (2016.01.03掲載) 食玩[しょくがん] 玩具が添付された、菓子や食品の総称。 [同義]玩具付菓子、玩菓。 (2012.11.24掲載) 植物あそび[しょくぶつあそび] 草花、木の葉、木の実など、植物を使って楽しむあそび。 草花あそび、木の実あそびなどがある。 (2012.07.15掲載) ションベン[しょんべん] 回り将棋において、振った駒の内、何個かが将棋盤の上から落ちた状態を指す。 この時、前進することができなくなったり、出た目の数のマスだけ後退したりする。 将棋盤の上ではない場所を川と言うこともある。 (2015.11.24掲載) しりとり 名詞の最後の文字を、次の名詞の最初の文字にして、言葉をつなげて楽しむあそび。 最後の文字が、濁音や長音などになる場合について、様々な個別ルールが存在するが、最後の文字が「ん」になると負けとなるのは一般的。 (2012.08.13掲載) しりとり歌[しりとりうた] 言葉尻を捉えて、次から次へとしりとり的に、つなげて楽しむ歌。 [例]「いろはにこんぺいとう」、「通天閣高い」など。 (2012.08.13掲載) しりとり歌合戦[しりとりうたがっせん] 歌詞の途中(節の切れ目が良い)で切って、その節の最後の文字でしりとりをして楽しむ歌あそび。 (2012.07.05掲載) 尻文字[しりもじ] お尻を使って、宙に文字を書いて楽しむあそび。 書いた文字が何であるかを言い当てたり、罰ゲーム的な意味で、文字を書く様子を面白がったりする。 (2012.09.30掲載) シルエットパズル[しるえっとぱずる] 幾つかのピースを使って、特定の図形を作ることを楽しむパズル。 基本的に、使用するピースには、絵や模様などが描かれておらず、組み合わせた図形が、シルエット状になるものに限定される。 [例]タングラム、ラッキーパズル、清少納言知恵の板など。 (2012.09.15掲載、2015.08.28改訂) シロツメグサの頭飾り[しろつめぐさのあたまかざり] クローバーの頭飾りに同じ。 (2015.08.09掲載) シロツメグサの髪飾り[しろつめぐさのかみかざり] クローバーの頭飾りに同じ。 (2015.08.09掲載) 神経衰弱[しんけいすいじゃく] トランプゲームの一つで、裏向けて並べられたカードから、二枚を表向け、同じ数字のペアとなった数を競い合う。 カード合わせの一つでもある。 (2015.09.24掲載) 新作あそび[しんさくあそび] 新しく創り出されたあそびを指す。 創作あそびの定義上の混乱を避けるため、本事典が提案する概念。 なお、あそびが、伝承・伝播される中で、自然発生的に生み出されたあそびとは違い、既存のあそびとの関係の有無を問わず、作者の明確な意図を持って創り出されたあそびを、新作あそびと定義している。 (2015.09.25掲載) 身体あそび[しんたいあそび] 身体の一部あるいは全部を使って楽しむあそび。 [同義]体あそび。 運動あそびよりも比較的に軽度なあそびや、身体各部を使ったあやしあそびに、限定的に使用されることが多い。 (2015.09.29掲載) 陣地[じんち] 対戦型あそびにおける、対戦する個人やチームが、占有する区画や場所。 陣地取りなどのあそびにおいては、最終的な陣地の広さが勝敗を決める。 一部の鬼ごっこなどにおいては、タッチされてもアウトにならないセーフゾーンや休憩場所となったり、捕まえた捕虜を留め置く場所となったりもする。 (2015.09.24掲載) 陣地取り[じんちとり] 地面に描いた四角形の枠の中で、小石やおはじきなどを使って、陣地を取り合うあそび。 一般的に、最初の陣地から小石を、指で弾いて止まった地点にマークを付け、3回弾いて陣地内に小石が入れば、それまでのマークを順に直線で結んで囲まれた所を、陣地に加えることができる。 四角形の枠内が、参加者の陣地で埋め尽くされると終了し、陣地の広さで勝敗を決める。 小石を弾く代わりに、釘を地面に突き刺すことで行うあそび方もある。 (2012.09.28掲載) 陣取り鬼ごっこ[じんとりおにごっこ] 二つの陣(チーム)に分かれて行う、チーム対戦型の鬼ごっこ。 相手陣の全員を捕まえたり、相手陣の宝を取ったり足で踏んだりすることにより、勝利となる。 [例]けいどろ、王様陣屋、Sケンなど。 (2012.04.20掲載) 陣ボー[じんぼー] 陣ボージャンケンの略。 (2015.08.17掲載) 陣ボージャンケン[じんぼーじゃんけん]≪陣ボーじゃんけん≫ ドッジボールなどで、陣地を選ぶか、ボール取るかを決めるジャンケン。 一般的に、「陣地か、ボールか、ジャンケン、ポン!」と掛け声をかけて行う。 [略称]陣ボー。 (2015.08.17掲載) シンボル遊び[しんぼるあそび] 象徴的遊びと同じ。 (2012.05.18掲載) Copyright (C) 遊邑舎&北條敏彰 2012-2016 All Rights Reserved. |
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