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CUT 遊び学事典(遊邑舎版)
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フィギュア[ふぃぎゅあ]  人形とほぼ同義と考えられるが、プラスティックや金属などをほぼ単一素材として、対象となった物の形状を出来る限り忠実に模した物などに、限定的に使用されることが多い。 (2012.12.11掲載)

フィジカルスポーツ[ふぃじかるすぽーつ]  主として、身体の一部あるいは全身を使って行うスポーツ。 [対比]マインドスポーツ。 (2013.03.19掲載)

風船[ふうせん]  ゴムや紙などの薄い膜で作られた、内部に空気・ヘリウムガスなどの気体を入れて使用する玩具を指す、一部に、水などの液体を注入する物もある。 気体を注入するための開口部は、注入後に閉じる形式のものと、常に開いている形式のものがある。 (例)ゴム風船紙風船水風船など。 (2013.03.14掲載)

風船ガム[ふうせんがむ]  噛んで味わった後に、風船のように膨らませて楽しむガム。 (2013.03.14掲載)

風船玉[ふうせんだま]  ビニール風船に同じ。 (2013.03.14掲載)

[ふえ]  息の吹きかけや、機械的な送風などにより、作り出された空気の流れによって、音を出す器具の総称。 (2012.11.26掲載)

増え鬼[ふえおに]  が、タッチする度に、がどんどん増えていく鬼ごっこ。 手つなぎ鬼ごっこ増え鬼の一種。 (2012.08.19掲載)

吹き戻し[ふきもどし]  吹くと伸びて、吹くのを止めると、クルクルと巻き取られる駄玩具。 吹き口にの付いたものが一般的だが、そうでないものもある。 が付いて、吹くと音がするものは、巻き笛ピロピロ笛などと呼ばれている。 (2015.10.04掲載)

複合遊具[ふくごうゆうぐ]  複数の遊び機能を備えた遊具。 一般的には、公園や保育・教育施設などに設置された固定式遊具に、限定的に定義される。 コンビネーション遊具とも呼ばれる。 (2012.04.17掲載、2012.12.15改訂)

覆面算[ふくめんざん]  計算パズルの一つ。 ABC÷D=CCBなどの、数字の代わりに文字を使った計算式の、それぞれの文字がどの数字に当たるかを考えるパズルや設問。 使用する文字は、0〜9までの10種類の数字に、一対一で対応し、問題によっては、10種類の文字全てを使用しない場合もある。 (2015.08.05掲載)

福笑い[ふくわらい]  日本では、主として正月にあそばれる、伝統的なあそびや、そのための玩具。 一般的には、人などの顔の輪郭だけ描いた台紙に、目・鼻・口などの紙製部品を、目隠しをして並べ、出来上がった顔の可笑しさを楽しむ。 顔の絵柄の伝統的なものに、「おたふく」や「ひょっとこ」などがある。 (2012.12.09掲載)

ふざけ歌[ふざけうた]  歌あそび歌の一つで、おもしろい内容の歌。 戯れ歌と呼ぶこともある。 既存の歌の歌詞だけを変えた、替え歌もあるが、独自の旋律を持つ歌も多い。 [同義]おふざけ歌。 (2015.09.08掲載)

[ふだ]  かるた取りトランプゲームなどで使用するカード状の物。 (2012.10.04掲載)

二人あそび[ふたりあそび]  二人でのみ成立するあそび、あるいは、二人で成立しているあそび。 広義には、あそび相手と、インターネットや電話などの通信手段を使用して、楽しむあそびも含まれるが、通信手段を介さない狭義の二人あそびとは、質的な違いがある。 (2012.07.23掲載)

二人あやとり[ふたりあやとり]  二人がお互いに相手の手から、ヒモを移し取ることにより、競い合って楽しむあやとり。 一般的に、相手からヒモを移し取る時、単なる輪の形ではなく、何らかの形にならないと負けとなる。 (2012.09.04掲載)

二人縄跳び[ふたりなわとび]  二人一組で楽しむ縄跳びあそび。 向かい合った二人の一方が、両手で持って縄を回す方法と、同じ向きで横に並んだ二人が、相手のいる側とは反対側にある、それぞれの手で同じ1本の縄を持って回す方法がある。 (2012.07.20掲載)

ぶち独楽[ぶちごま]≪ぶちゴマ/打ち独楽/打ちゴマ≫  たたき独楽に同じ。 (2016.01.10掲載)

プッとこいてプッとこいてプップップ[ぷっとこいてぷっとこいてぷっぷっぷ]  物や人などを選択する時に用いる唱え言葉。 [参照]神様の言う通り。 下駄隠しの歌の後にも、付加して使用する地域もある。 選択する対象を順番に、「プッとこいて、プッとこいて、プッ、プッ、プ」と唱えながら、その読点ごとに対象を指さして、最後の「プ」で指さしている対象を選択したとする。 (2012.12.18掲載)

フットバッグ[ふっとばっぐ]  日本のお手玉のようなボールを、手や腕を使わずに、足でけって楽しむスポーツの総称。 広義のジャグリングの一つでもある。 使用するボールは、公式にはバッグあるいはフットバッグと呼んでいる。 (2016.01.07掲載)

歩回り[ふまわり]  将棋あそびの一つ。 回り将棋と同じ。 (2012.08.31掲載)

ふらここ≪鞦韆≫  ブランコに同じ。 (2015.10.08掲載)

プラスチックモデル[ぷらすちっくもでる]  プラモデルの標準呼称。 (2015.08.08掲載)

プラバット[ぷらばっと]  野球あそびに用いられるプラスチック製のバット。基本的に中空で、使用するボールは、ゴムボールプラボールなどの、柔らかいボールとなっている。 (2015.07.29掲載)

フラフープ[ふらふーぷ]  フラダンスのように腰などを振りながら、プラスティックなどのパイプでできた輪を、身体の周りで回転させて楽しむあそびや、そのための遊具(体育用具)。 (2013.03.17掲載)

プラボール[ぷらぼーる]  プラスチック製のボールの略称。 卓球の公式戦に使用される規格品から、ボールあそびに使用されるものまである。 (2015.07.28掲載)

プラモ[ぷらも]  プラモデルの一般的略称。 (2015.08.08掲載)

プラモデル[ぷらもでる]  プラスチック製の模型の総称で、一般的呼称として定着しているが、「マルサン商店」により登録商標が取得され、現在その権利は、日本プラモデル工業協同組合が所有している。 [同義]プラモプラスチックモデル。 (2015.08.08掲載)

ブランコ[ぶらんこ]  振り子運動を楽しむ遊具。 一般的には、一人乗りの物が多く、支柱や木の枝などから吊り下げられた、二本の鎖やロープに取り付けられた座板に腰掛けてあそぶ。 実際には、吊り下げ方法・構造や、座板部分の材質・形状などにより、多様な形態のものが存在する。 [同義]しゅうせんふらここ。 (2012.12.13掲載、2015.10.08改訂)

ふりだし≪振り出し≫  双六における、をスタートさせる最初のマスのこと。 (2012.09.12掲載)

振り技[ふりわざ]  投げ玉【2】に同じ。 (2015.12.29掲載)

プリント独楽[ぷりんとごま]≪プリントごま/プリントゴマ≫  缶独楽に同じ。 (2012.12.14掲載)

プレイヤー[ぷれいやー]  ゲームの参加者あるいは対戦者。 (2015.08.02掲載)

ブロック[ぶろっく]  幾つかを組み合わせ接合して、造形を楽しむための、着脱が可能な小片。 または、それを使用する玩具そのものを指す。 [参照]ブロック玩具。 (2012.10.28掲載)

ブロック折り紙[ぶろっくおりがみ]  折りあげた同形のブロックを部品として、基本的に糊付けをしないで、多数組み合わせることにより、立体作品を作り上げる、立体折り紙の一つ。 抽象的作品が中心のユニット折り紙と違って、具象作品が中心。 一部では、折り紙細工とも呼ばれている。 (2012.04.24掲載)

ブロック玩具[ぶろっくがんぐ]  様々な形状の小片を結合させて、具象的なものや抽象的なものを造り上げて楽しむ玩具の総称。 ブロック同士の、脱着に大きな力を要しない容易さと、結合が自然状態では、はずれない強度とが、両立する構造が必要とされる。 (2012.10.28掲載)

プロペラ[ぷろぺら]  水平跳びに同じ。 (2012.12.12掲載)

ふわふわ遊具[ふわふわゆうぐ]  中に空気を入れて膨らませることにより組み上げて使用する遊具。 そのほとんどが、移動設置が可能な半固定式の遊具となっている。 一般的に、エアーマットのような反発する性質を利用して、トランポリンのように身体を弾ませて楽しむ。 エアー遊具とも呼ばれている。 (2012.11.20掲載)

ブンブン[ぶんぶん]  一般的には、コガネムシの通称となっているが、「ブンブン」と音をたてて飛ぶ他の昆虫にも、俗称として使用されることもある。 また、ブンブンゴマの略称としても使用される。 (2015.08.20掲載)

ブンブンゴマ[ぶんぶんごま]  丸く切った厚紙、紙製の牛乳キャップ、洋服用の平らなボタンなどに、輪になった糸を通して、その糸を何回かねじった後、タイミング良く糸を両側に広げることで、そのねじれが解ける勢いで、コマのように回すあそび玩具。 回ると「ブーン、ブーン」と音が鳴ることから、ブンブンゴマと呼ばれる。 両手の間隔を開いたり閉じたりするタイミングをうまく取ると、持続して回転させることができる。 [略称]ブンブン。 [同義]ビュンビュンゴマ。 (2012.10.25掲載、2015.08.20改訂)

ブンブンゼミ[ぶんぶんぜみ]  振り回すと「ブンブン」とセミの鳴き声のような音がする玩具。 「同義・類義」ミンミンゼミ竹セミ。 (2015.08.19掲載)

分類児童語彙[ぶんるいじどうごい]  民俗学者の柳田國男により、昭和初期の「児童しか使わぬ言葉」を収集・記載された書で、その上巻のみが1949年に東京堂から発刊された。 児童語に関わって、数多くのあそび(こどもの遊び)が記載されている。 柳田國男の死後、下巻の原稿の清書にあたっていた丸山久子の収集分も合わせて、上下巻を全一巻とした同じ書名の「分類児童語彙」が、柳田國男丸山久子の共編として、1987年10月に国書刊行会により発刊された。 さらに、未発見の第一〇章の「児童社交」の「緒言」を加えた完全版が、「改訂分類児童語彙」として、1997年5月に刊行された。 (2015.11.05掲載)

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