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遊び学事典(遊邑舎版) |
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刑[けい] 柔らかいボールを使ったあそびのしけいにおける、アウトカウントのこと。 一般的には、刑が4つで「四刑」となり、「はりつけ」のペナルティーを受ける。 (2012.12.05掲載) 計算遊び[けいさんあそび] 計算したり、計算式を使ったりして、楽しむ、数宇遊びや数字パズルのこと。 計算結果が、12345679×9=111111111のように、特別の数になるものや、覆面算のように、数字以外の文字ばかりで作られた計算式の、文字が何かを当てるものなど、様々な種類がある。 [その他の例]切符パズル、電卓パズル、虫食い算など。 (2015.08.05掲載) 計算パズル[けいさんぱずる] 計算したり、計算式を利用したパズルで、計算遊びの一つのジャンル。 (2015.08.05掲載) 芸術あそび[げいじゅつあそび] 創作あそびの【1】の内、文章・詩・歌・絵など、何らかの芸術的作品を作ることを目的として楽しむあそびを指す。 [比較参照]製作あそび。 (2015.09.25掲載) 携帯型遊戯機器[けいたいがたゆうぎきき] ポケットやカバンなどに入れたり、そもまま手で持って携帯可能な遊戯機器。 [同義]携帯式遊戯機器。 (例)携帯ゲーム機。 (2012.10.30掲載) 携帯ゲーム機[けいたいげーむき] 携帯できるゲーム機。 (例)ゲームウォッチ。 (2012.10.30掲載) 携帯式遊戯機器[けいたいしきゆうぎきき] 携帯型遊戯機器に同じ。 (2012.10.30掲載) けいどろ≪警泥/ケイドロ≫ 警官役と泥棒役に分かれて行うチーム対戦型の陣取り鬼ごっこ。 警官チームが、泥棒チームの全員を捕まえると勝ちとなり、攻守交代して、警官チームが泥棒となり逃げる側にまわる。これを繰り返す。 泥棒チームは警官の陣地に捕まっている味方を助けることができる。 どろけい、どろじゅん、探偵ごっこなど、多くの呼び方がある。 (2012.04.20掲載) ゲイラカイト[げいらかいと] 1970年代に爆発的に流行した、アメリカのゲイラ社製の洋凧。 三角形の主翼と垂直翼を持ち、それまでの和凧に比べて、比較的簡単に高く揚がることが特徴とされる。 類似構造の洋凧も、ゲイラカイトと呼ばれることも多い。 (2012.11.30掲載) ゲーム[げーむ] 一定のルールに基づき、勝ち負けを競い合ったり、課題の達成を目指す遊び。 チームや個人による対戦型と、現実と仮想を問わず対戦相手の無い非対戦型に分類できる。 [例]盤ゲーム、ビデオゲームなど。 (2012.04.21掲載) ゲームウォッチ[げーむうぉっち] 任天堂の「ゲーム&ウォッチ」や、それに類似した機能・構造を持つ携帯ゲーム機の一般的な呼称。 時計機能の全く無いものにも、この呼称が使われていた。 (2012.10.30掲載) ゲーム機[げーむき] ゲームを楽しむための機械。 [例]ピンボールマシン、テレビゲーム。 狭義として、ビデオゲームを楽しむ機器を意味する場合もある。 (2012.04.21掲載) ゲーム機器[げーむきき] ゲーム機とほぼ同義。 厳密にはゲームを楽しむための、機械と器具の両方を指す。 (2012.10.30掲載) ゲームセンター[げーむせんたー] ゲーム機器や遊戯設備が設置された、ゲームを楽しむことを主目的とした商業施設。 一般的には、パチンコやスロットマシンなどが設置された、景品交換を主たる目的とした施設などは含めない。 (2012.10.14掲載、2012.10.31改訂) ゲームソフト[げーむそふと] コンピューターゲームで使用するプログラムおよびデータのことを指すが、実体としては、それらが記憶された各種記憶媒体を意味する。 (2012.12.25掲載) ゲーム盤[げーむばん] 盤ゲームを行うための、専用の台や、それに代る物。 (例)将棋盤、野球盤など。 (2012.11.28掲載) 劇あそび[げきあそび] 童話・昔話、あるいは実際のドラマ・演劇など、既存のあらすじやセリフを踏まえて展開されるごっこあそび。 一般的なごっこあそびの進行が、参加メンバーの意図など、偶然的な要因に左右され、多様に変化するのとは違って、劇あそびは決められた筋立てに沿って進行する。 (2012.05.02掲載) 劇画[げきが] 一般的なものより写実的でシリアスな題材が描かれた漫画。 こども向けの漫画と区別化するための呼称でもあるが、最近ではその区別は難しくなってきている。 (2013.03.22掲載) 消しゴム玩具[けいごむがんぐ] 消しゴム製のフィギュアや玩具。 ほとんどあるいは全く消しゴムとして使用できないものも消しゴム玩具に分類される。 (例)スーパーカー消しゴム、ガンダム消しゴム、キャラクター消しゴムなど。 [対比参照]玩具消しゴム。 (2012.12.07掲載) 芥子面[けしめん] 面模に、土を入れて抜き取って作った、小さな面(めん)。 この芥子面を、銭打ちに転用したあそびが、めんこのあそび方の一つのルーツである面打ちとなった。 (2012.08.29掲載) 下駄占い[げたうらない]≪ゲタ占い≫ 「明日天気になあれ!」などと言いながら、足を前に蹴り出して下駄を飛ばして、落ちた下駄の状態で、天気を占う占いあそび。 下駄の状態で決まる天気は、一般的には、表向きは晴れ、裏向きは雨、横向きは曇となっている。 現在では、下駄履きが少なくなり、同じ占いを、靴を飛ばして靴占いとして行われている。 (2015.09.18掲載) 下駄隠し[げたかくし] 一般的には、専用のあそび歌を歌いながら、並べた下駄を、順番に指さしていくことにより選んだ、下駄の持ち主が鬼となって、子が隠した下駄を見つけるあそび。 歌の標準的な歌詞は、「下駄隠し、ちゅうれんぼう。橋の下のねずみが、ぞうりをくわえてチュッチュクチュー。チュッチュクまんじゅうは誰が食た。誰も食わないワシが食た。表の看板三味線屋、裏からまわって三軒目。」で、さらにその後に、「神様の言う通り」や「プッとこいてプッとこいてプップップ」などが、単独あるいは組み合わされて、付加される場合もある。 下駄を履くことが少なくなると、歌詞の「下駄」を「クツ」に代えてあそばれるようにもなっている。 [参照]クツ隠し。 (2012.12.18掲載) 下駄隠し歌[げたかくしうた] 下駄隠しで、鬼を決める時に歌われるあそび歌。 (2012.12.20掲載) 下駄隠し囃し歌[げたかくしはやしうた]≪ゲタかくしはやし歌≫ 下駄隠しにおいて、下駄を探す鬼を、はやし立てる歌。 [例]「上見い、下見い、下駄の鼻緒が見えたある!」(大阪など)、「天に一つ、足もとに一つ、こう屋の曲りにまだ一つ!」(昔の東京)。 昔の東京の歌は、下駄隠しの他に、草履、石などを隠すあそびにも使われた。 (2015.10.09掲載) 下駄飛ばし[げたとばし]≪ゲタ飛ばし≫ 足を前に蹴り出して下駄を飛ばして、その飛んだ距離を競い合うあそび。 現在では、下駄履きが少なくなり、同じあそびを、靴を飛ばす靴飛ばしとして楽しまれている。 (2015.09.19掲載) 煙り玉[けむり玉]≪けむり玉/煙玉≫ 煙幕花火の一つ。 煙り玉の内、発生する煙に、幾つかの色が着いたものはカラースモークボールの呼称で市販されている。 (2015.09.22掲載) 拳[けん] ジャンケンで使用される、指などで示された形。 手指だけを使用した場合、指を全て握ったグー、人差し指と中指だけを伸ばしたVサイン状のチョキ(チー)、指を全開したパーの3種類。 (2012.05.07掲載) 剣[けん] けん玉の部分名で、両端に大皿と小皿のある皿胴を直角に貫いた、下端に中皿を持つ部分を指す。 皿胴から先に出た部分は剣先と呼ぶ。 多くの技では、玉の穴に、剣先を挿し込んで受け留めたりする。 (2015.08.01掲載、2015.08.15改訂) 剣先[けんさき/けんせん] けん玉の部分名。 一般的には、大皿・小皿部分よりも先に出た部分を指す。 (2015.08.15掲載) 喧嘩独楽[けんかごま]≪けんか独楽/けんかゴマ≫ 回した独楽(コマ)同士を戦わせるあそび。 相手の独楽を枠外に出したり倒したりして、より長い時間回すことを競い合う。 ベーゴマを用いた一般的なあそびも、喧嘩独楽に分類される。 喧嘩させるための専用の独楽の呼称や、着地部分のみに芯のある、一部の独楽の分類名にも、喧嘩独楽が使用されている。 (2012.12.14掲載) ケンケン[げんけん] 片足で跳んで、同じ片足で着地する、片足跳びのこと。 通常、その繰り返しを指す。 また、片足跳びで楽しむあそびを、ケンケン、あるいは、ケンケンあそびと言うこともある。 (2012.04.19掲載、2015.11.02改訂) ケンケンあそび[けんけんあそび] 片足で跳ぶことを意味するケンケンが、大事な要素となったあそび。 一般的には、地面に描いたマス目をケンケンで跳びながら進んでいく。 [例]ケンパ、石けり、へびケンケンなど。 (2012.04.19掲載) ケンケン相撲[けんけんずもう]≪ケンケンずもう≫ 片足を上げて、ケンケンで相撲のように対戦するあそび。 本物の土俵のように円を描いたり、腕組みして手を使わずに行うなどの、さまざまな方法がある。 [同義]片足相撲。 (2013.03.26掲載) ケンケンパー[けんけんぱー] ケンパと同じ。 (2012.04.19掲載) 健康遊具[けんこうゆうぐ] 主として、高齢者向けに、公園などに設置されている遊具。 [比較参照]体育遊具。 (2012.04.18掲載) 健全育成[けんぜんいくせい] 子ども(児童)を、心身ともに健やかに育成すること。 (2015.12.27掲載) けん玉[けんだま]≪剣玉≫ 左右の端に大小の皿状のくぼみ(大皿、小皿)のある部分(皿胴)に、細く尖った先端(剣先)と皿状のくぼみ(中皿)のあるもう一方の先端をもつ部分(剣)を刺し抜くことにより、十字状に組み合わされた本体部分と、剣先が入る程度の大きさの穴が、穿たれた玉が、セットになった玩具。 通常は、本体と玉は、数十cm程度の糸で連結されている。 玉を、いろんな皿に載せたり、剣先にはめ込んだりするなどの、技を成功させたり競い合ったりして楽しむ。 (2012.12.06掲載、2015.08.15改訂) ケンパ[けんぱ] 片足で跳ぶケンケンと両足で着地するパーを交えて、マス目を順に跳びながら進んでいくあそびの総称。 ケンケンパーと呼ぶこともある。 [例]かかしケンパ、石けりケンパ。 (2012.04.19掲載) Copyright (C) 遊邑舎&北條敏彰 2012-2016 All Rights Reserved. |
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