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遊び学事典(遊邑舎版) |
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尾[お] 奴凧などの一部の凧の下部に取り付ける、上昇時や滞空時の安定性を向上させるための、適当な長さを持った、紙や紐のこと。 足と呼ばれることもある。 (2012.12.03掲載) 追羽根[おいばね] 二人あるいは数人で楽しむ羽根突き。 何人かで協力して、羽根を落とさないように楽しむ場合と、バドミントンのように対戦する場合がある。 (2012.12.08掲載) 王冠バッジ[おうかんばっじ] ビールやジュースなどの、ガラス製の瓶(ビン)に用いる、薄い金属製のフタである王冠を使って作るバッジ。 1970年代以前の多くの王冠には、漏れ防止や気密保持のために、内側にコルクが着けられており、それを剥がして、シャツや服などの布を、王冠とコルクで挟むと、簡単に装着できたが、現在では王冠とプラスティックで接着加工されており、あそびとしては、簡単に作れなくなっている。 一部に、缶バッジのことを指す場合もある。 (2013.03.06掲載) 王冠バッチ[おうかんばっち] 王冠バッジに同じ。 (2013.03.06掲載) 王様ジャンケン[おうさまじゃんけん] ジャンケンあそびの一つ。 ジャンケンで勝って、王様まで地位を上げていくあそび。 「王様とこじき」と呼んで、最下位に「こじき」役を設けるあそび方もある。 (2015.08.17掲載) 王様陣屋[おうさまじんや] 陣取り鬼ごっこの一つ。 相手チームの者にタッチするだけでなく、ジャンケンで勝敗を決めたり、各チームの王様がタッチすれば、アウトの者が再び参加できるなどの、ルールが付加されている。 (2012.09.28掲載) 王様とこじき[おうさまとこじき]≪王様と乞食≫ 基本的に、王様ジャンケンと同じあそびで、違いは最下位に「こじき」を設ける。 (2015.08.17掲載) お絵描き[おえかき] 絵を描(えが)く行為やあそび。 各種学校や各種講習会をはじめとした、保育・教育施設や社会教育施設などにおける、例年齢のこどもたちの絵を描く、活動やあそびを意味することが多い。 (2013.02.23掲載) お絵描きあそび[おえかきあそび] あそびとして行われるお絵描きを指す、限定的な呼称。 (2013.02.23掲載) お絵描き歌[おえかきうた] お絵描きあそびで使われるあそび歌。 [例]、「コックさん」、「たこ」など。 「へのへのもへじ」、「つるにはまるまるむし」なども、短いお絵描き歌と考えられる。 (2012.07.29掲載) お絵かきロジック[おえかきろじっく] お絵描きロジックに同じ。 「お絵かきロジック」は、世界文化社の登録商標となっている。 (2013.01.06掲載) お絵描きロジック[おえかきろじっく] 幾つかのマスに区切られた表のマスを、縦・横それぞれの一列のマス目に対したヒントの数字を元にして、マス目を塗りつぶすことにより、絵や文字を描き出していくパズル。 縦・横の各列に対応したヒントの数字は、それぞれの列内で連続して塗りつぶすマスの数(かず)を示し、塗りつぶす個所が複数ある場合は、その分だけの数字が記入されているが、塗りつぶさないマスの数は記入されていない。 イラストロジック、ピクロス、ののぐらむなどの呼称がある。 (2013.01.06掲載) 大型迷路[おおがためいろ] 実際に人が歩いたり走ったりなどして楽しむ、大型の迷路の総称。 遊戯施設として、1980年代には巨大迷路が全国各地に数多く出現した。 (2012.12.15掲載) 大型遊具[おおがたゆうぐ] 比較的に大型の遊具を指すが、小型遊具との明確な境界は定かではない。 (例)ブランコ、複合遊具。 (2012.10.30掲載) 大きい提灯小さい提灯[おおきいちょうちんちいさいちょうちん] 「大きな提灯小さな提灯」に同じ。 (2013.01.25掲載) 大きな栗の木の下で[おおきなくりのきのしたで] 日本の最もポピュラーな手あそび歌の一つとして定着しているが、原曲はイギリス民謡と言われ、戦後になってGHQから広まったとされ、後に振り付けが付いた。 手あそび歌としては、一般的に、1番の歌詞だけが使用されることが多い。 (2015.09.24掲載) 大きな提灯小さな提灯[おおきなちょうちんちいさなちょうちん] リーダーあそびの一つで、リーダーの言った形状の提灯を、参加者が手で形作ることができれば成功となる。この時リーダーは同じ形状の提灯を手で形作ってもいいし、違った形状の提灯を手で形作ってもいいので、参加者はこのリーダーの策略に引っ掛からないようにしなければならない。 一般的な、リーダーが提示する提灯の形状には、「大きな」「小さな」「長い」「短い」などがある。 (2013.01.25掲載) 大皿[おおざら] けん玉の部分名。 剣と直行した方向にある、大きい方の皿。 [参考]小皿、中皿。 (2015.08.01掲載) 大田才次郎[おおたさいじろう] (1864〜1940)、号は淳軒(じゅんけん)。 儒者で、遊びに関する著作として、明治期の全国の遊戯(あそび)を蒐集・記載した「日本全国児童遊戯法」(全三巻)がある。 後に、その全三巻をまとめて復刻した「日本児童遊戯集」が、児童文学者の瀬田貞二の解説付きで、「東洋文庫」(平凡社)から刊行されている。 (2015.10.20掲載) 大波小波[おおなみこなみ] 大縄跳びの一つで、歌われる縄跳び歌の歌詞は、「大波小波で、ぐるっと回して、あっぱっぱ」が基本形だと考えられる。 歌詞のバリエーションに、「あっぱっぱ」が、「猫の目」や「ニャンコの目」と変化したものがあるが、縄の跳び方は同じであるので、これはあやし歌の「上がり目下がり目」の歌詞が混同されたとものと考えられる。 (2013.01.20掲載) 大縄跳び[おおなわとび] 長い縄(ロープ)の両端を、二人のお持ちが持って回転させ、その回転に合わせて、跳び手が縄に引っ掛からないように跳び越える縄跳びあそび。 多くの場合、「大波小波」「郵便屋さん」「一羽のカラス」などの縄跳び歌に合わせて跳ぶ。 あそぶ人数が少ない時は、お持ちを一人にして、縄のもう一方の端を、柱などに結び付けてあそぶこともある。 二本以上の縄(ロープ)を使用して行う、高度な技術を要するものに、ダブルダッチがある。 (2012.07.20掲載、2012.12.14改訂) お金[おかね] 【1】トランプを使ったあそび。 札の種類によって、適当に値段を付け、山札をめくった札と同じ金額を、他のプレイヤーからもらい、最終的に持っている金額の多いものが勝ちとなる。 【2】お金将棋に同じ。 (2015.08.02掲載) お金将棋[おかねしょうぎ] 将棋の駒(コマ)を使ったあそび。 駒(コマ)の種類ごとに、適当な金額を付け、駒(コマ)の金将を四枚、振ってあらわれた状況に応じた金額を、他のプレイヤーからもらい、最終的に持ち金額の多いものが勝ちとなる。 振った金将の駒(コマ)があらわす金額は適当に決める。 (2015.08.02掲載) 起き上がり小法師[おきあがりこぼうし] 起き上がりこぼしに同じ。 (2012.12.06掲載) 起き上がりこぼし[おきあがりこぼし] 日本の伝統的な郷土玩具。 底面(下半身)が半球状になった、小さな法師を模した人形で、その底面に錘(おもり)が取り付けられており、人形を倒しても、必ず起き上がるようになっている。 起き上がり小法師が転訛した呼称。 広義には、こうした起き上がる仕組みを持つ玩具の総称となっている。 (2012.12.06掲載) 屋外あそび[おくがいあそび] 屋外で楽しむあそびを指す。 [対義]屋内あそび。 [同義]戸外あそび。 (2015.09.28掲載) 屋内あそび[おくないあそび] 屋内で楽しむあそびを指すが、中あそびと同義的に使用される場合もある。 類義語の家あそびよりは、ニュアンスとして、やや広い場所でのあそびを指すこともある。 [対義]屋外あそび。 (2015.09.27掲載) 屋内遊び場[おくないあそびば] 各種遊具や砂場などが設置された、こども向け屋内型遊び場。 基本的に、遊具・砂場などは自由に使用できる。 ほとんどの場合、時間制の料金が課されている。 広義には、個別料金制の遊戯設備が、多数設置されている、屋内型遊園地や屋内型テーマパークなどの遊戯施設を含む。 (2012.04.18掲載、2015.08.07改訂) 屋内型遊び場[おくないがたあそびば] 屋内遊び場に同じ。 (2015.08.07掲載) 屋内型テーマパーク[おくないがたてーまぱーく] 屋内に作られたテーマパーク。 広義の屋内遊び場に含まれる。 (2015.08.07掲載) 屋内型遊園地[おくないがたゆうえんち] 屋内に作られた遊園地。 広義の屋内遊び場に含まれる。 (2015.08.07掲載) 起こし[おこし] 叩きに同じ。 (2012.10.29掲載) おこんめ お手玉に同じ。 (2015.10.13掲載) おさら おさらいの、大阪近辺での呼び方。 「おさら」のあそび方 (2012.04.25掲載、2012.10.01改訂) おさらい お手玉を使ったあそびの一つ。 あそび歌を歌いながら、さまざまな技の成功を競い合うあそび。 各技の区切りとして、技をおさらいする意味で、「おさらい」の技を行うのが決まり。 いしなごがルーツと考えられるあそび方。 大阪近辺では、転訛しておさらとなる。 「おさらい」のあそび方 (2012.04.25掲載、2012.10.01改訂) 押しくら饅頭[おしくらまんじゅう] あそび歌を歌いながら、地面に描いた円の中に入って、お互いにお尻で押し合って、最後の一人になるまで、円の外に押し出し合うあそび。 このあそびは、それ以前の形態の押しくらまんぞから、変化したと考えられる。 あそび歌の歌詞は、「押しくら饅頭、押されて泣くな!」で、最後の一人になるまでこれを繰り返す。 (2013.02.09掲載、2015.10.05改訂) 押しくらまんぞ[おしくらまんぞ] 押しくら饅頭の古い形態のあそび。 大田才次郎著「日本全国児童遊戯法」によると、少なくとも明治期のあそび方は、以下の通りとなっている。 塀や壁などに背中を着けて並び、両端から中央に向けて押し合い、真ん中の子が押し出されるか、自ら出るかすれば、その子はどちらかの端に加わって、再び参加する。これを繰り返してあそび、その押し合う時に、「おしくらまんぞ、押されて泣くな。」とあそび歌を歌う。 この押しくらまんぞは、枝に止まったメジロの列の様子に似ていることから、目白押しと呼ばれたりもした。 これが、人が混み合って押し合う様などを意味する「目白押し」の語源となったと言われている。 (2015.10.05掲載) おじゃみ お手玉の、大阪近辺など、一部地方での呼び名。 (2012.04.25掲載) おじゃめ お手玉に同じ。 (2015.10.13掲載) オシロイバナの落下傘[おしろいばなのらっかさん] 花あそびの一つで。 めしべを切断しないように、がくの部分を花から切り離すと、子房の部分がおもりとなった落下傘ができる。 (2015.08.09掲載) オセロ[おせろ] ほぼ同一のゲームであるリバーシから生まれた盤ゲーム。 一般的に、両面が白黒に塗り分けられた、円形の石を用いて、対戦相手の石を、自分の石で挟むことが出来れば、相手の石を裏返して、自分の石にすることを繰り返して、石の多さで勝敗を決める。 なお、オセロは、商標登録されており、同一のゲームは、リバーシの呼称で市販されることが多い。 (2012.11.26掲載) オセロ盤[おせろばん] オセロに用いられる専用の盤。 上面には、石の大きさに見合った大きさで、縦8マス×横8マス、計64マスに区切るように、直行する直線が描かれている。 (2012.11.28掲載) お題[おだい] 集団で楽しむ、俳句や川柳などや、対戦型あるいは競争型の言葉あそびにおける、課題や問題としての、テーマやジャンルのこと。 (2015.09.12掲載) お手玉[おてだま] 中に小豆や小石などが入った、布製の小さな袋状の玩具。 通常、複数個のお手玉を投げたり受けたりしてあそぶ。 お手玉を使ったあそびそのものを意味することがある。 大阪近辺などでは、おじゃみと呼ばれている。 平安時代に遡るとも言われるいしなごは、お手玉を使ったあそび方の一つのルーツ。 (2012.04.25掲載) お手玉の呼び名[おてだまのよびな] お手玉の呼び名は、極めて地域性に富んでおり、同じ都道府県内や統一地域内でも、複数の呼び名が使用されており、都道府県別の分類は、大きな意味を持たない。 おもな呼び名は以下の通り。(五十音順、ひらがな表記に統一) あやおり、いしき、いしどり、いしなご、いしなんご、いっついこ、こんめ、おこんめ、おしなこ、おじゃみ、おじゃめ、おなんこ、おのせ、おひと、おむく、ため、なっこ、なっこ、ななつご、なんこ、なんご、なんごう。 (2015.10.15掲載) お手付き[おてつき] かるた取りにおいて、正解の札でなく、誤った札を取ること。 すでに取った札を返還したり、一回休みなどの、ペナルティーが科せられる。 (2012.12.06掲載) 落とし将棋[おとししょうぎ] 将棋あそびの一つ。 弾き将棋と同じ。 (2012.08.31掲載) おとな期[おとなき] 人間の一生を、遊びを基準にして分けた時期区分の一つ。 遊びの比重が最も小さい時期。 概ね30歳以上の時期。 こどもの遊びを保障するための活動は、この時期のおとなの重要な役割の一つ。 (2012.04.12掲載) 踊り[おどり] 一般的に、音楽のリズムに合わせて、身体の一部または全部を動かせて楽しむ動作や行為。 (2013.02.09掲載) 鬼[おに] 鬼ごっこやかくれんぼなどで、追いかけたり見つけたりする側。 [比較参照]子。 トランプのジョーカーを意味することもある。 (2012.04.20掲載) 鬼ごっこ[おにごっこ] 追いかけて捕まえる役割の鬼と、捕まらないように逃げる役割の子に、分かれて行うあそび。 通常、相手の体の一部にタッチすることで、捕まえたとする。 鬼は単独の場合と、複数の場合がある。 [例]増え鬼、手つなぎ鬼ごっこ、陣取り鬼ごっこなど。 (2012.04.20掲載) 鬼事[おにごと]≪鬼ごと≫ 鬼ごっこに同じ。 (2015.10.23掲載) おはぎがお嫁に[おはぎがおよめに] 「おはぎの嫁入り」に同じ。 (2013.01.25掲載) おはぎの嫁入り[おはぎのよめいり] 手あそび歌や縄跳び歌として用いられる替え歌。 原曲は、「リパブリック賛歌」で、一般的な歌詞は「おはぎがお嫁に行く時は、あんこときなこでお化粧して、丸いおぼんにのせられて、着いたところは応接間」となっており、二番以降の歌詞のあるものなど、多くのバリエーションがある。 手あそびの仕方は、基本的に歌詞の内容に沿ったものが多い。 「おはぎがお嫁に」など、歌詞の最初の部分が、呼称となっていることもある。 (2013.01.25掲載) おはじき 手の指で弾いてあそぶための、平たい小型の駄玩具。 ガラスで作られた円形のものが一般的で、その他にも、プラスティック製の花形のものなどがある。 あそびだけでなく教材としても使用される。 この駄玩具や、その代替品を使ったあそびそのものを意味することもある。 参考図⇒ (2012.04.24掲載、2012.09.14改訂) おふざけ歌[おふざけうた] ふざけ歌に同じ。 (2015.09.08掲載) おまけ付き菓子[おまけつきかし] 基本的には、食玩と同じだが、付加されているている玩具の価値が、本体の菓子に比べて小さいものに、限定的に使用されることもある。 (2012.12.22掲載) おまじない≪お呪い≫ 彼我に、善悪を問わず、何らかの影響を与えようとして、唱えられる呪文や、行われる仕草・行為を指す。 おまじないあそびと同義的に使用することもある。 (2015.09.17掲載) おまじないあそび≪お呪いあそび≫ 呪文を唱えたり何らかの行為を行うこと、すなわちおまじないにより、彼我に何らかの影響を与えようとして、楽しんだり和ませたりなどするあそび。 [例]ちちんぷいぷい、ジャンケンおまじないなど。 (2015.09.17掲載) おまめ≪お豆≫ ごまめに同じ。 (2013.03.26掲載) おみそ≪お味噌≫ ごまめに同じ。 (2013.03.26掲載) お面[おめん] 面と同義。 (2012.08.29掲載) 面白方言[おもしろほうげん] 普通の話し言葉を、面白おかしい架空の方言のように、話して楽しむ言葉あそび。 (例)のさ言葉、ばびぶべ方言など。 (2012.12.07掲載、2012.07.20改訂) お持ち[おもち] 縄跳びあそびやゴム跳びにおける、縄やゴムひもの持ち役。 (2012.05.18掲載、2012.07.20改訂) おもちゃ 基本的に、手に持ったり、手足だけで操作したりして、遊ぶことのできる遊び道具。 本事典では、原則として、人が乗ったり、ぶら下がったりしないで遊べるものと定義し、遊具を含んだ定義としての玩具(がんぐ)と区別する意味で、漢字表記の「玩具」を使用せず、平仮名表記としている。 [例]人形、けん玉、ビー玉、トランプ、ラジコン模型など。 [対比]玩具。 (2012.04.16掲載、2013.03.22掲載) おもちゃ絵[おもちゃえ] 江戸時代から大正期に楽しまれた、子ども用の錦絵(刷り物玩具)。 着せ替え、立版古など、様々な形式であそばれた。 (2015.12.01掲載) おもちゃ花火[おもちゃはなび] 法律により規格が定められている花火で、その購入・使用にあたっては免許を必要としないもの。 以前は、業界用語として玩具花火の呼称を使用していたが、現在ではおもちゃ花火に統一されている。 (例)へび花火、かんしゃく玉、2B弾、線香花火など。 (2012.12.10掲載) 親[おや] 【1】チーム対戦型のゴム跳び・縄跳びなどにおける、各チームのリーダー。 子の失敗をカバーすることができる。 [比較参照]子。 【2】麻雀における特別の役割を持ったメンバーで、勝てば子の1.5倍の報酬を受け、負ければ子の2倍の支払い義務を負う。 さらに、サイコロを振る役割も担う。 (2012.04.20掲載、2015.08.26改訂) 親玉[おやだま] 【1】お手玉を使ったあそびの一つ、おさらい(突き玉)において、他のお手玉(子玉)とは違って、投げ受けしながらも常に、手から落とさないようにするお手玉のこと。 親玉を投げ受けている間に、子玉を使って、さまざまな技を行う。 【2】ビー玉を使った、幾つかのあそびにおいて、他のビー玉と区別してて扱うビー玉のことで、手玉とも言う。 親玉を使って、勝負相手のビー玉や、勝負のために出し合ったビー玉を、投げたり指で弾いたりして、当て勝負する。 親玉同志の当てあいにおいては、負けた場合は、一般的には親玉の代わりに、他のビー玉を相手に渡した。 また、他のビー玉と区別するために、中錦やミルキーなどの、見分けやすいビー玉が使用される。 【3】普通のサイズ(中B)よりも大きなビー玉を指す。 [同義]でか玉、でかだん、がん玉など。 [対義]ちび玉、ちびだん、小B。 (2015.12.31掲載) お山の大将[おやまのたいしょう] あそび歌を歌いながら、小さな築山や盛り土など、地面の上にある小さな山に登って、最後の一人になるまで、突き落とし合うあそび。 あそび歌の歌詞の一例は、「お山の大将、俺一人、後から来るもの、突き落とせ!」。 (2013.02.09掲載) お遊戯[おゆうぎ] 遊戯の【2】に同じ。 (2013.02.07掲載) 折形[おりがた] 折り紙の古い呼称の一つ。 (2015.10.05掲載) 折り紙[おりがみ] 紙を折ることによる造形を楽しむ遊び。 折り紙の普及の広がりにより、色の着いた正方形の紙(いろ紙)を、折り紙と呼称するのが一般的になっている。 正方形の紙を使用するのがポピュラーだが、長方形の紙を使用する場合もある。 [同義]折形、折居、折物。 (2012.04.24掲載、2015.10.05改訂) 折り紙細工[おりがみざいく] 広義では、折り紙による細工物の総称。 狭義では、ブロック折り紙を意味する。 (2012.04.24掲載) 折り紙鉄砲[おりがみでっぽう(てっぽう)] 紙を折って作る玩具の鉄砲。 一般的には、弾丸を飛ばすのではなく、形や音を楽しむものを指す。 [例]パンパン鉄砲、折り紙ピストル。 (2012.07.18掲載) 折り紙飛行機[おりがみひこうき] チラシなどの長方形の紙や、市販の折り紙(いろ紙)などの正方形の紙を、折って作る紙飛行機。 (2012.07.18掲載) 折り紙ヒコーキ[おりがみひこーき] 折り紙飛行機に同じ。 (2016.01.12掲載) 折り紙ヒコーキ協会[おりがみひこーききょうかい] 1995年に設立された、「折り紙ヒコーキを通じて世界との交流を図り、この遊びを通じて子供達のものづくり、工夫する楽しさ、挑戦する気持ちを応援」することを目的とする組織。 主な事業として、折り紙ヒコーキの各種競技会の開催、折り紙ヒコーキ専用キットの普及、折り紙ヒコーキ博物館の運営などがある。 (2016.01.12掲載) 折り紙ピストル[おりがみぴすとる] 折り紙鉄砲の一つで、ピストルの形状を模しただけで、弾も飛ばせず音もしないもの。 (2015.10.04掲載) 折り紙風船[おりがみふうせん]≪折り紙ふうせん≫ 紙を折って自作する風船。 折り上りは六角形で、膨らませると立方体になる。 (2013.03.14掲載) 折居[おりすえ] 折り紙の古い呼称の一つ。 (2015.10.05掲載) 折り染め[おりぞめ] 和紙を折りたたんで染めることにより、幾何学的な模様の紙を製作する手法やあそび。 模様の複雑性・多様性を高めるために、たたみ上げた最終の形を、三角形にするのが一般的な方法となっている。 (2012.12.11掲載) 折り鶴[おりづる]≪折鶴≫ 鶴を模した、日本の伝統的な折り紙の折り方や作品。 (2013.02.08掲載) 折物[おりもの] 折り紙の古い呼称の一つ。 (2015.10.05掲載) 温泉[おんせん] ケンケンあそびにおいて、課題を成功させた者に付与される特典で、適当なマス目を、自分専用の休憩マス目に設定でき、そのマス目に温泉マーク(所有者名を付記)を、目印として描いたので、そのマス目を温泉と称した。 通常、温泉には、その所有者以外の者は入れず、跳び越えて進まなければならない。 (2012.04.19掲載) オンゲー[おんげー] オンラインゲームに同じ。 (2015.10.12掲載) オンラインゲーム[おんらいんげーむ] 当初は、通信回線を利用したゲーム全般を意味していたが、様々な方式・形態のゲームの増加とともに、現在ではインターネットを介して、複数のプレーヤーが、同時に同じゲームを共有してプレイするゲームを意味するようになった。 [同義]ネットゲーム、オンゲー、ネトゲ。 (2015.10.12掲載) Copyright (C) 遊邑舎&北條敏彰 2012-2016 All Rights Reserved. |
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