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遊び学事典(遊邑舎版) |
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胴[どう] 胴馬(どうま)における馬のこと。 (2012.05.18掲載) 童戯[どうぎ] こどもの遊びを意味し、本事典が定義するあそびに相当する。 (2015.10.01掲載) 東京おもちゃショー[とうきょうおもちゃしょー] 日本玩具協会が毎年開催する、玩具の、日本最大の見本市で、毎年開催されている。 2008年より、日本おもちゃ大賞を創設。 (2015.11.26掲載) 倒語[とうご] 言葉を表記とは逆の順で読んで楽しむあそび。 [同義]逆さ言葉。 (2015.07.31掲載) 唐独楽[とうごま] うなり独楽に同じ。 (2015.11.09掲載) 胴馬[どうま] チーム対戦型の馬跳びの一つ。 守備側のチームの一人が、壁や柱などに、もたれて立って煙突(えんとつ)となり、別の一人がその股ぐらに頭を突っ込んで馬(胴/どう)になり、さらに別の一人がその股ぐらに頭を突っ込み胴(どう)をつなげる。これをどんどんつなげて長い胴(どう)をつくる。 攻撃側は、その胴(どう)の上に順々に全員が飛び乗り、胴(どう)が崩れると勝ちとなる。 守備側は、攻撃側の親が「なんちゃん」と掛け声をかけながら出した拳を、先頭の胴(どう)のものが当てれば勝ちとなり、攻守交代する。 攻撃側は、胴(どう)が崩れるように動いて胴(どう)を揺すっても良いとされる。 (2012.05.18掲載) 透明ランナー[とうめいらんなー] 野球あそびにおいて、人数が極端に少ない場合、ベースランナーを、居るものと見なして行う場合の、架空の見えないランナーのこと。 本物のランナーが進塁する場合、透明ランナーは、そのベース差だけ先に進塁する。 (2012.05.18掲載) 童謡[どうよう] こども向けの歌。 (2012.08.24掲載) 道路交通法における児童[どうろこうつうほうにおけるじどう] 道路交通法では、児童を、「六歳以上十三歳未満の者」と定義している。 なお、「六歳未満の者」を幼児と定義している。 (2015.11.15掲載) 童話[どうわ] 物語としての楽しみを備えた、こども向けのお話し。 そのお話しは、実際の誰かによる、語りや読み聞かせだけではなく、こども自身が読んだり見聞きしたりする、本やテレビなどのメディアによるものも含まれる。 (2012.08.24掲載) 十唱え[とおとなえ] 本事典で定義する数え言葉の一つで、あそびなどにおいて、十までの数を早く数えるための唱え言葉。 十唱えは本事典で新たに定義した語。 10音(文字)の言葉の、1音(文字)で数を一つ数えたものと見なしている。 (例)「だるまさんがころんだ」、「ぼうさんがへをこいた」など。 (2012.12.17掲載) 通りゃんせ[とおりゃんせ] 向かい合った二人が、片手あるいは両手を上方でつないで作った門を、他の子がくぐって通るあそび、あるいは、そのためのあそび歌を指す。 中田幸平によると、幕末から明治期に流行り、当時はここはどこの細道じゃと呼ばれていたが、大正期に、歌われていたあそび歌が、本居長世により編曲され、全国の幼稚園小学校で採用されるようになり、題名も天神様の細道と改められたと言われている。 その後、あそびが、さらに全国的に広がる中で、通りゃんせが、あそびとあそび歌の、一般的な呼称となった。 (2015.10.27掲載) 都市公園[としこうえん] 都市公園法が規定する公園で、国または地方公共団体が土地の所有権等の権限を有し、環境の保全、遊び場、防災等を目的とした都市の施設として整備し、一般医公開された公園。 [対比参考]自然公園。 (2015.11.21掲載) 都市公園法[としこうえんほう] 「都市公園の設置及び管理に関する基準等を定めて、都市公園の健全な発達を図り、もつて公共の福祉の増進に資することを目的」として制定された法律。 (2015.11.22掲載) ドッジボール[どっじぼーる] バレーボールくらいの大きさのボールを使って楽しむ集団あそび。 一般的には、チームで対戦してあそぶが、中あてドッジの一部や、当てのっこなどのように、チーム対戦形式をとらないものもある。 ドッチボールと呼ぶ地域もある。 (2012.11.20掲載) ドッチボール[どっちぼーる] ドッジボールに同じ。 (2012.11.20掲載) どつぼ 天下町人のペナルティーゾーン。 これが天下町人そのものの呼び名になっている場合もある。 一般的には、ボールをこのゾーンに入れる(触れる)と、最下位の位置に格下げとなる。 また、最下位の者の場合はアウトとなり、場外で並んで順番を待つ。 (2012.08.06掲載、2015.09.21改訂) 唱え言葉[となえことば] あそびのきっかけや重要な要素として、唱えられる言葉で、独特の節回しや音程が付けられることが多く、あそび歌と見なせるものも少なくない。 (例)「神様の言う通り」、「だるまさんがころんだ」、「ちちんぷいぷい」など。 本事典で定義する十唱えも、唱え言葉の一つ。 (2012.12.17掲載) 殿姫坊主[とのひめぼうず] 指占いで用いる、占いの結果を示す言葉。 占う相手が、「殿」「姫」「坊主」の何にあたるのかを占うが、それよりも、相手が女の子で「殿」になった時や、相手が「坊主」になった時などに、それを面白可笑しく楽しむことが、あそびの目的となっている場合が多い。 [参照]指占い。 (2012.12.26掲載) 飛ばしメンコ[とばしめんこ] 輪ゴムや専用のゴム鉄砲で飛ばし易いように、切り込みの入った丸型のめんこ。 形状による分類では、丸メンコに属する。 (2012.10.20掲載) 跳び将棋[とびしょうぎ] 駒をカエルのようにジャンプさせながら、相手陣地へ移動させる将棋あそび。 良く似た盤ゲームに、三人であそぶダイヤモンドゲームがある。 (2012.08.31掲載) 飛び出す絵本[とびだすえほん] 仕掛け絵本の一つで、ページを開けると、立体的なオブジェが立ち上がる絵本。 (2012.11.23掲載) ドミノ[どみの] 一般的には、サイコロの1から6までの各面と空白の面、計7種類の正方形の面を、二種類ずつ結合させてできる牌を使って楽しむゲームを指す。 それに使用する一つずつの牌や、ゲームに必要な牌のセットを意味することもある。 (2012.11.21掲載) ドミノ倒し[どみのたおし] ドミノに使用する牌を、一定間隔をおいて並べ立てたものを、最初の1枚の牌を倒せば、次から次へと連鎖的に、牌が倒れていくことを、楽しむあそび。 将棋の駒を使って、同じあそび方をするものに、将棋倒しがある。 (2012.11.21掲載) トランプ[とらんぷ] ある種のカードゲームに使用される、通常53枚がセットになったカード、あるいはそのカードを使用したゲームそのものも、単にトランプと呼ぶこともある。 (2012.10.05掲載) トランプゲーム[とらんぷげーむ] トランプを用いて楽しむゲーム。 略して単にトランプと称することもある。 (2012.11.26掲載) 取り合いジャンケン[とりあいじゃんけん] チーム対戦型あそびにおいて、チーム分けに使われる一つの方法。一般的には、二人の代表がジャンケンをして、勝った者から先に、チームメンバーを指名できる。 通常、各チーム一人ずつ指名すれば、再度ジャンケンし、メンバー全員の指名が終わるまで、これを繰り返す。 (2012.05.02掲載) トリックアート[とりっくあーと] 錯覚を利用して、見る人が、実世界と一体に感じたり、全く違うものに見えたりするようなトリックが駆使された美術作品。 [同義]トロンプ・ルイユ。 トリックアートのうち、絵画を限定的に、だまし絵と呼ぶこともある。 (2015.12.04掲載) 取り手[とりて] かるた取りにおける、取り札を取る人。 (2012.10.04掲載) 取り札[とりふだ] かるた取りで使用する、競技者が取り合う札。 「いろはがるた」には、読み札の最初の一文字と、読み札が意味する絵が描かれている。 一般的な「百人一首」には、和歌の下の句のみが書かれており、絵は描かれていない。 (2012.10.04掲載) トレーディングカード[とれーでぃんぐかーど] コレクションを主たる目的としたカードの総称。 蒐集者の間で、しばしば交換(トレード)されることから、その名が付いた。 鑑賞目的のカードだけだなく、一部のゲーム用のカードも、トレーディングカードとして蒐集されている。 略称としてのトレカも、広く使用されている。 (2012.11.29掲載) トレカ[とれか] トレーディングカードの略称。 (2012.11.29掲載) 泥あそび[どろあそび] 泥んこあそびに同じ。 (2015.09.15掲載) どろけい≪泥警/ドロケイ≫ けいどろと同じ。 (2012.12.15掲載) どろじゅん≪泥巡/ドロジュン≫ けいどろと同じ。 泥棒・巡査の略。 (2012.04.20掲載) 泥だんご[どろだんご]≪泥団子≫ 泥で団子を作って楽しむあそびあるいは出来上がった団子そのものを指す。 単に泥を丸めた団子から、様々な工程を経て、表面がピカピカに光沢を帯びた、真球に近い団子まであり、後者のものは「光る泥団子」として人気が高く、その製法を科学的に追及する「日本泥だんご科学協会(ANDS)」も設立されている。 なお、簡単に光る「泥だんご」を作ることのできる、キットなども販売されているが、正統な「光る泥だんご」とは、全く異質のものとなっている。 [類義]土だんご。 (2015.09.15掲載) 泥投げ[どろなげ] 泥の塊を投げて楽しむあそび。 他の泥んこあそびから移行する場合が多く、投げつける先は、人よりも、壁や塀などに投げつけて、泥が壁・塀・道路などに、貼り付くことを楽しむことが多い。 (2015.09.15掲載) 泥面子[どろめんこ] めんがたとも呼ばれ、今のめんこの名称のルーツとなった、粘土を素焼きにして作られた面子。 江戸時代に始まり、一部地方では主に郷土玩具として、現在でも製造・販売されている。 (2012.04.24掲載) 泥んこあそび[どろんこあそび] 泥を使ったり、泥だらけになったりして、楽しむあそび。 泥だんごのように、目的が明確なものから、単に泥の感触を楽しむものまで、様々ある。 また、雨上がりの水溜りのように自然な状態を利用するだけでなく、水を撒いたり、水を混ぜたりして、人為的に泥を作ることもある。 [同義]泥あそび。 (2015.09.15掲載) トロンプ・ルイユ[とろんぷ・るいゆ] トリックアートに同じ。 (2015.12.04掲載) どんぐり飴[どんぐりあめ]≪ドングリ飴/ドングリアメ≫ ドングリ程度の、比較的に大粒の飴玉を指す。 主に、関西地方での呼び名となっている。 (2015.08.13掲載) どんぐりガム[どんぐりがむ] どんぐりほどの大きさで球形のガムの総称。 (2015.08.13掲載) ドングリゴマ[どんぐりごま] ドングリで手作りする簡単な独楽(コマ)。 一般的には、ドングリに爪楊枝などを刺して軸にし、その軸を指でひねって回す。 (2012.11.24掲載) どんぞこ≪どん底≫ 石けりケンパの一つで、地面などに描かれたマスを、順にクリアしていき、その途中で、「どんぞこ」と名付けられた区域に、石を投げ入れると、最初からやり直しとなる、どんでん返しルールのあるあそび。 (2012.12.25掲載) Copyright (C) 遊邑舎&北條敏彰 2012-2016 All Rights Reserved. |
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