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CUT 遊び学事典(遊邑舎版)
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アーケードゲーム[あーけーど]  業務用の専用ゲーム機器を使用して楽しむゲーム。 アナログとデジタルの両機器が、個別あるいは組み合わせて使用される。 (2012.10.14掲載)

アイテム[あいてむ]  本来の語意は、品物・事項などを指すが、コンピューターゲームをはじめとしたゲームにおいて、プレイヤーがコントロールする対象にとって、ゲームの進行上(攻略上)において、有益な(時には有害な)事物の総称として使用されている。 (2012.12.25掲載)

アイラブジェーケー[あいらぶじぇーけー]  恋愛を占う、指占い恋占いあそびで用いる、占いの結果を示す言葉。 占う対象の氏名の平仮名の文字数を用いて占うが、「アイ、ラブ、ジェー、ケー」の、それぞれの文字が意味する内容は、「アイ」:愛している、「ラブ」:ラブラブ、「ジェー」:絶交、「ケー」:結婚を、一般的な内容として、地域的なバラエティーがある。 [参照]指占い恋占いあそび。 (2012.12.26掲載)

明石焼き[あかしやき]  たこ焼と同程度の大きさと窪みのある銅製の器具で焼いた粉物食品。 地元の明石市とその周辺では、玉子焼と呼んでいる。 たこ焼のルーツとされているが、ちょぼ焼き一銭洋食などを含めて、そのルーツは一つに限定できない。 (2015.09.11掲載)

上りこ下がりこ[あがりこさがりこ]  シーソーのようにして楽しむ、昔のあそび。 [同義]ギッタンバッタンギッカンコ米搗きなど。 [参考]ギッタンバッタン【2】。 (2015.10.30掲載)

上がり目下がり目[あがりめさがりめ]  あやしあそびの一つで。 用いられるあやし歌の、一般的な歌詞は、「上がり目下がり目、ぐるっと回って、ニャンコの目」だが、「ニャンコ」が「猫」になったバージョンなどもある。 (2013.01.20掲載)

あきすとぜねこ  恋愛を占う、指占い恋占いあそびで用いる、占いの結果を示す言葉。 占う対象の氏名の平仮名の文字数を用いて占うが、「あきすとぜねこ」の、それぞれの文字が意味する内容は、「あ」:愛している、「き」:嫌い、「す」:好き、「と」:友達、「ぜ」:絶交、「ね」:熱中、「こ」:恋人を、一般的な内容として、地域的なバラエティーがある。 [参照]指占い恋占いあそび。 関西では、「あきすとほぜねこ」バージョンがある。 (2012.12.26掲載)

あきすとほぜねこ  関西における「あきすとぜねこ」の、地域的なバージョン。 加わった「ほ」の字が意味する内容は、「惚れている」となっている。 その他の文字の意味する内容は、「あきすとぜねこ」に同じ。 (2012.12.26掲載)

悪態歌[あくたいうた]  はやし歌に同じ。 (2015.09.08掲載)

揚げ玉[あげだま]  投げ玉【2】に同じ。 (2015.12.29掲載)

アゴン[あごん]  カイヨワによる遊びの分類の一つ。 競争を楽しむ遊び。 [例]かけっこ。 (2012.05.24掲載)

[あし]  【1】に同じ。 【2】駆逐本艦水雷艦長)の魚雷水雷)のこと。 役割認識のための目印として、ズボン(足)の裾を折ることから、その名が付いた。 (2012.12.03掲載)

足あそび[あしあそび]  足だけを使ったり、主に足を使って、楽しむあそび。 [例]足ジャンケン足相撲など。 一般的に、あそびに必要な移動・運搬などの、一手段として、足を使うものは足あそびには分類しない。 (2015.09.29掲載)

足ジャンケン[あしじゃんけん]  両足で行うジャンケン。 両足を閉じた形をグー、前後に開いた形をチョキ、左右に開いた形をパーと、するのが一般的。 (2012.11.20掲載)

足相撲[あしずもう]  基本的に足だけを使って楽しむ相撲あそび。 様々な形式があるが、片足だけを立膝にして座り、膝から下を使って、腕相撲のようにして対戦する方法が一般的。 (2015.08.11掲載)

アスキーアート[あすきーあーと]  デジタルフォントを組み合わせて、絵を描く行為や遊び、およびその作品。 当初は、アスキーコードで表示される文字や記号を、使用して絵を描いていたので、この呼称が付いたが、後にアスキーコード以外のコードで表示される、文字・記号も使用したものにも一般化された。 顔文字も、広義のアスキーアートに含まれる。 (2013.02.23掲載)

あそび  遊び一般と区別するために、こども期遊びに対して限定的に使用される語。 あそびは、おとな期遊びに比べて、成長・発達上の学習的成果が大きい。 こどもがおとなへ成長する上で、学習とともに不可欠な活動。 なお、あそびには、組織・団体などに所属して行う、スポーツ活動・芸術活動・文学活動などは、含まれない。 (2012.04.10掲載)

遊び[あそび]  主に動物が、生命維持と生殖・子育てのための、諸活動から解放された時間に行い、その活動自体を、動機上唯一の目的とする能動的な活動。 遊びたいから遊ぶ。 たとえ、その活動の結果として、何らかの学習的成果があっても、その学習的成果自体は、遊びの目的とはしない。 学ぶために遊ぶのではなく、遊んだ結果が学びとなる。 遊びに含まれる活動の例に、あそび、趣味活動、スポーツ活動、芸術活動、文学活動などがある。 (2012.04.10掲載)

あそび━(━あそび)  一般的な遊びと区別して、(こどもの)あそびに関わる事物に限定して使用する。 [例]あそび場歌あそびなど。 (2012.04.11掲載)

あそび相手[あそびあいて]  一緒に、あそんでいたり、あそんでいた相手。 あそび相手には、親・保育士・教師など立場の違った相手も含まれるが、あそび仲間には含めないのが一般的。 (2012.08.26掲載)

あそび歌[あそびうた]  あそびの進行上、必要な歌。 通常、あそびの参加者の、一部もしくは全員が、あそび歌を歌いながらあそぶ。 [例]縄跳び歌手あそび歌下駄隠し歌お絵描き歌など。 [比較参照]歌あそび。 (2012.04.11掲載)

遊び歌[あそびうた]  あそびとしての歌の分類において、あそび歌と、歌あそびで用いられる歌とをまとめて、遊び歌と分類することがある。 広義には、呪文おまじないなども、遊び歌に含める説もある。 (2012.08.13掲載)

あそび歌あそび[あそびうたあそび]  あそび歌を必須とするあそびで、歌そのものを楽しむことより、あそびそのものの内容を、効果的かつリズミカルに進めるために、歌が使われる。 [例]かごめかごめ花いちもんめリズムゴム跳びなど。 柳田國男が定義した児童演技は、あそび歌に含まれる。 (2015.10.26掲載)

あそび期[あそびき]  こどもの成長・発達において、あそびによって、最も特徴付けられる時期。 この時期のあそびのあり方が、こどもたちの獲得する、体力・運動能力・学力・コミュニケーション能力をはじめとした諸能力の、獲得の有り方に大きく影響すると考えられている。 (2012.08.24掲載)

あそび空間[あそびくうかん]  あそびが、実際に成立・展開されている空間(場所)、あるいはあそびの成立・展開を、原則的に可能にする空間(場所)。 あそびを成立・展開させる三条件である、あそびの三間の一つ。 デジタルゲームなどにおける仮想空間を、仮想あそび空間と呼ぶ場合もあるが、通常はあそび空間には含めない。 (2012.08.26掲載)

あそび時間[あそびじかん]  あそびが、実際に展開されている時間。 あそびを成立・展開させる三条件である、あそびの三間の中でも、必要不可欠な最重要条件。 特に、あそび時間の、絶対量と継続時間の長さが、あそびの成立・展開を大きく左右する。 (2012.08.26掲載)

あそび集団[あそびしゅうだん]  集団あそびを展開している者の全員からなる集団。 広義には、同一空間内に集合している、個人や集団などが、それぞれのあそびを独自に展開している場合の、集合している者の全員からなる集団を含むこともある。 (2012.07.23掲載)

あそび的課業[あそびてきかぎょう]  保育所・学童保育所や幼稚園などの施設や、行事・イベントなどの取り組みで、行われている、あそびを題材とした課業。 一般的に、保育士・教員などの指導者による、直接のコントロールの下にある。 本来のあそびとは異質の活動。 [例]みんな遊びけん玉教室設定遊びなど。 [比較参照]自由遊び。 (2012.04.12掲載)

遊び道具[あそびどうぐ]  おもちゃから遊戯設備にいたるまでの、遊びを目的とした道具や設備。 おもちゃ遊具遊戯機器遊戯設備に、四分類される。 (2012.04.16掲載)

遊びと人間[あそびとにんげん]  フランスの社会学者カイヨワにより、1958年に刊行された、遊びに関する研究書で、特に遊びの4分類は有名。 講談社から、多田道太郎塚崎幹夫による翻訳書「遊びと人間」(講談社学術文庫)が、1990年に刊行されている。 (2015.11.11掲載)

あそび仲間[あそびなかま]  実際に成立・展開されているあそびにおけるあそび相手や、過去に一緒にあそんでいたあそび相手。 親・保育士・教師などが、あそび相手になっている場合は、それらの人たちをあそび仲間と表現しないのが一般的ではあるが、広義にはあそび仲間に含めて議論する場合がある。 あそびが、成立・展開するための三条件である、あそびの三間の一つ。 あそび仲間の多さは、お互いに共有している、継続したあそび時間の絶対量が大きく左右する。 (2012.08.26掲載)

あそびの三間[あそびのさんま]  あそびが成立・展開するための三条件、あそび時間あそび空間あそび場)、あそび仲間、にある三つの「間(ま)」を、比喩的に総称した語句。 今のこどもたちは、このあそびの三間全てが、確実に少なくなっている。 (2012.04.15掲載)

遊びの指導[あそびのしどう]  遊び指導すること。 狭義には、特別支援学校における、「領域教科を合わせた指導」に基いた、一つの授業や、学童保育における、一つの保育内容などを指す。 (2015.12.20掲載)

遊びの分類[あそびのぶんるい]  現在まで、遊びは様々な視点から分類されている。 著名な学者の分類には次のようなものがある。 パーテンによる遊びの分類一人遊び平行遊び連合遊び協同遊び。 シュテルンによる遊びの分類一人遊び社会的あそび。 ビューラーによる遊びの分類機能遊び虚構遊び受容遊び構成遊び。 カイヨワによる遊びの分類アゴンアレアミミクリイリンクス。 (2012.04.15掲載、2012.05.24改訂)

あそび場[あそびば]  こどもだけに限定して定義する遊び場。 (2012.04.13掲載)

遊び場[あそびば]  一般的に、遊びを目的とした場所・施設を指す。 [例]公園遊戯場遊園地など。また、本来の目的ではないが、実際に遊びが展開されている場所を指すこともある。 本事典では、空き地、廊下、教室など、こどもがあそんでいる遊び場を限定的に、あそび場と定義している。 (2012.04.13掲載、2013.02.23改訂)

遊び半分[あそびはんぶん]  仕事や勉強などを、それだけに集中しないで、遊びを交えたり遊びながら行う様。 あるいは、それに類似した様。 自らの罪などを軽減するために、誤用的に使用される場合が少なくない。 [例]遊び半分で万引きをした。 [類義語]面白半分。 (2012.04.15掲載)

あたまとり  しりとりとは全く逆の、言葉あそび。 名詞の最初の文字を、次の名詞の最後の文字にして、言葉をつなげて楽しむ。 無限につなげることが可能なので、勝敗を決するには、時間制限など、何らかのルールを加える必要がある。 あそび方 (2012.08.13掲載、2012.10.01改訂)

厚紙飛行機[あつがみひこうき]  画用紙・ケント紙・ボール紙など、厚めの紙を細工(加工)して作る紙飛行機。 (2012.07.18掲載)

あっち向いてホイ[あっちむいてほい]≪あっち向いてほい≫  引っ掛け誘導あそびの一つで、「あっち向いてホイ!」と声をかけながら、自分が指差し示した方向に、相手が顔を向ければ勝ちとなるあそび。 (2015.09.20掲載)

当てのっこ[あてのっこ]  コートや陣地などが無く、単にボールを当て合って楽しむドッジボール。 多くの場合、明確なルールがなく、ランダムプレイとなっている。 大きなボールだけでなく、小さいゴム製のまりやボールを使用することもある。 (2012.11.20掲載)

当て物[あてもの]≪当てもの≫  【1】主として、 駄菓子屋で売られていた、くじ引き商品や、当たり(懸賞)付き商品。 主として、大阪近辺での呼称。 【2】江戸時代の手品の一つのジャンル。 目付と同じ意味でも使用された。 [例]目付絵目付字など。 (2012.04.23掲載、2015.12.09改訂)

穴一[あないち]  ビー玉あそびのルーツの一つとされる、江戸時代に大流行した遊び。 地面に掘られた穴に、適当な距離から、木の実・銭(貨幣)・面子などを穴に投げ入れたりしてあそぶ。 穴一から発展したビー玉あそびなきがある。 (2012.12.25掲載)

アナログ玩具[あなろぐがんぐ]  デジタル玩具を含む電子玩具を、除いた玩具。 電子部品を全く使用しないか、基本機能を電子部品やソフトウェアに依拠しない玩具。 積み木ラジコンカーなど。 (2012.05.24掲載)

アナログゲーム[あなろぐげーむ]  コンピュータを使用せずに行われるゲーム。 近年、GPSや携帯端末などのデジタル機器を活用して、屋外で実際に行われる、鬼ごっこかくれんぼなども生まれていたり、実際に身体を動かして楽しむテレビゲームなども考慮すれば、デジタルとアナログの中間的な、デジアナゲームなどの新しい定義も必要となっている。 (2012.10.12掲載)

姉様[あねさま]  本来は、花嫁などの若い女性を意味するが、それを模した姉様人形の略称としても使用される。 (2012.12.27掲載)

姉様絵[あねさまえ]≪あねさま絵≫  切り組み絵の一つで、切り取って、紙製の姉様人形としてあそぶ。 (2015.12.07掲載)

姉様ごっこ[あねさまごっこ]  姉様人形を用いて楽しむごっこあそび。 (2012.12.27掲載)

姉様人形[あねさまにんぎょう]  少なくとも江戸時代からある、ごっこあそびに用いる紙製の、花嫁人形や、若い女性を模した人形。 和紙を箸などに巻きつけて、箸に沿って押し縮めて作った髷や、千代紙などで作った着物が特徴で、昭和前期の頃までは、女の子が自作してあそんだが、今では各地に民芸品として残るものがほとんどとなっている。 姉様と略されることもある。 (2012.12.27掲載)

姉さんごっこ[あねさんごっこ]  姉様ごっこに同じ。 (2012.12.27掲載)

油粘土[あぶらねんど]  油を含ませた粘土。 一般的な粘土は、乾燥・焼成・固化させて、作品を造る目的を持っているが、油粘土は、乾燥し難く、長時間可塑性が保たれるので、造形を何度も繰り返すことができる、特徴を持っている。 (2012.12.22掲載)

あぶり出し[あぶりだし]≪炙り出し≫  火であぶると、文字や絵が浮かび出る現象や、それを利用した、行為、あそび玩具などを意味する。 あらかじめ、無色の紙に適当な薬品を塗布しておくと、熱を加えることにより、その部分が変色したり焦げたりする現象。 薬品は、紙に塗布しても乾燥すれば無色あるいは見え難くなるものが最適で、みかんの果汁などでも代用できる。 炭火のような炎を上げない熱源が適しており、火鉢や七輪などの減少により、こどもの玩具としてのあぶり出しは、激減している。  (2012.12.12掲載)

[あみ]  あやとりの代表的なの一つ。 二人あやとりでは、開始のに採用されることもある。 (2015.11.25掲載)

あみだくじ≪阿弥陀籤≫  一般的には、必要本数の平行線と、その平行線同士を、始点・終点がお互いに重ならないように結んだ、適当本数の横線で構成されるくじを指す。 本来は、阿弥陀仏の後光のように、放射状に引いた直線でくじを行ったので、あみだくじの名が付いた。 (2013.01.04掲載)

あみひも≪編み紐/編紐/あみ紐/編みひも/あみヒモ≫  表皮が編んである紐(ひも)。 一般的に、よりひもよりは高価だが、コマ回しには、紐がほつれ難く適していると、言われている。 (2015.08.18掲載)

飴玉[あめだま]≪あめ玉≫  普通サイズのビー玉程の大きさの、球形をした飴の総称。 関西では、少し大きめの飴玉どんぐり飴と呼んでいる。 (2015.08.12掲載)

アメリカンクラッカー[あめりかんくらっかー]  1970年代に一時的に大流行した、「カチカチ」と音をさせて楽しむ玩具。 小さな持ち手に結び付けられた二本の20〜30cm程の細紐の、それぞれの先端に、直径数cmほどの、固いプラスティック製の球が付けられており、タイミングをとりながら持ち手を上下させると、球同士が弾き合うことで「カチカチ」と音がする。 カチカチボールとも呼ばれる。 (2013.03.17掲載)

飴湯[あめゆ]≪あめ湯≫  水飴などを、湯に溶かしたものに、生姜のしぼり汁などを加えた飲料。 冷たく冷やしたものは冷やし飴と呼ばれている。 (2015.08.12掲載)

あやしあそび[あやしあそび]  誰かにあやしてもらって楽しむあそびや、幼いこどもをあやすあそび。 「一本橋こちょこちょ」、「上がり目下がり目」などの、あやし歌が、歌われる時もある。 (2013.01.25掲載)

あやし歌[あやしうた]  幼いこどもをあやす時に、用いられるあそび歌。 (例)「一本橋こちょこちょ」、「上がり目下がり目」など。 (2012.08.13掲載)

あやつり人形[あやつりにんぎょう]≪操り人形≫  基本的に、電磁波や電力などに頼らずに、人が操って動かす人形。 (例)指人形マリオネット。 (2013.02.08掲載)

あやとり  輪になったヒモを、指を使って様々な形をつくり出して楽しむあそび。 一人あやとり二人あやとりがある。 [同義]糸掛糸取り。 (2012.09.04掲載、2015.11.23改訂)

アレア[あれあ]  カイヨワによる遊びの分類の一つ。 偶然性を楽しむ遊び。 [例]ルーレット。 (2012.05.24掲載)

安全地帯[あんぜんちたい]  鬼ごっこなどで、などにタッチされても、アウトにならない場所や物。 (2012.08.19掲載)

あんたがたどこさ  童歌の一つで、日本の伝統的なまりつき歌でもある。 歌詞は、「あんた方何処さ、肥後さ、肥後何処さ、熊本さ、熊本何処さ、せんばさ、せんば山には狸がおってさ、それを猟師が鉄砲で撃ってさ、煮てさ、焼いてさ、食ってさ、それを木の葉でチョッとかぶせ」が一般的で、歌詞の区切りにある「さ」で、片足を上げてその下側に、まりをくぐらせ、最後の「かぶせ」で、まりを股の下をくぐらせた後、お尻のところで手で受け留めれば、技の成功となる。 (2013.03.12掲載)

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