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遊び学事典(遊邑舎版) |
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ポイ[ぽい] 金魚すくいに用いる、金魚を掬い取る専用の用具。 一般的には、持ち手部分のある、針金やプラスティック製の輪に、薄い紙が貼られており、その紙が水で破れないようにして、金魚を掬い取る。 (2013.03.17掲載) 保育[ほいく] 子どもが、健康で安全な生活と、健やかな成長・発達を、共に全うできるようにするための、保護および教育を含む諸活動。 ここで言う子どもとは、子どもの権利条約などが明記しているように、18歳未満の者とされている。 一部の法律や説では、原則として、保育の対象は、乳幼児に限定されている。 保育が、法律の条文に明記されている施設に、幼稚園、保育所、認定こども園などがる。 (2015.12.11掲載) 保育園[ほいくえん] 児童福祉法で位置付けられている保育所の別称。 この呼称は、主として民間施設で使用されている。 (2015.12.11掲載) 保育施設[ほいくしせつ] 保育所、保育園、託児所など、保育を行う施設の総称。 (2015.12.20掲載) 保育所[ほいくしょ] 児童福祉法で位置付けられている児童福祉施設の一つで、「保育を必要とする乳児・幼児を日々保護者の下から通わせて保育を行うことを目的とする施設」(児童福祉法第三十九条)。 その施設名として保育園の呼称を使用する、自治体や民間施設も多い。 (2015.12.11掲載) 保育所保育指針[ほいくしょほいくししん] 厚生労働省が策定し告示する、認可保育所に対する、保育の基本原則。 [参考]幼稚園教育要領。 (2015.12.15掲載) 保育内容[ほいくないよう] 保育所、学童保育所などにおける、保育の内容。 (2015.12.20掲載) ホイジンガ[ほいじんが] ヨハン・ホイジンガ(1872〜1945)、オランダの歴史家。 著書に、遊びについての理論書である、「ホモ・ルーデンス」がある。 人類を「遊ぶ人」を意味するホモ・ルーデンスと名付ける。 (2012.05.24掲載) 放課後児童健全育成事業[ほうかごじどうけんぜんいくせいじぎょう] 児童福祉法に明記されている、「小学校に就学している児童であつて、その保護者が労働等により昼間家庭にいないものに、授業の終了後に児童厚生施設等の施設を利用して適切な遊び及び生活の場を与えて、その健全な育成を図る事業」。 保育が、市町村にたいする義務を負わせているのにたいして、その義務の無い、任意事業となっていおり、児童福祉法の精神である、第二条の条文「国及び地方公共団体は、児童の保護者とともに、児童を心身ともに健やかに育成する責任を負う。」を、全うするものではないと考えられる。 (2015.11.16掲載) 放課後児童指導員[ほうかごじどうしどういん] 児童福祉法における放課後児童健全育成事業を行う、児童厚生施設において小学生の指導にあたる者。 一般的には、学童保育指導員と呼ばれることもあるが、学童保育を保育とは違った事業として位置付ける厚生労働省は、公式には一貫して、学童保育指導員の呼称を使用していない。 (2015.12.22掲載) ぼうさんがへをこいた≪坊さんが屁をこいた≫ 数を早く数えるために用いられた唱え言葉である十唱えの一つ。 「ぼんさんがへをこいた」に変化する場合もある。 (2012.12.17掲載) 坊主めくり[ぼうずめくり] 百人一首の札を使って楽しむあそび。 読み札を全て重ねた山から、順番に札をめくっていき、札を集めることを競い合い、坊主(僧侶)が描かれた札をめくると、それまで集めた札が没収されるペナルティールールから、その名が付いた。 姫(女性)が描かれた札をめくると、それまでに没収されていた札を総取りすることができるルールとセットになっている場合が多い。 (2012.12.06掲載) 棒立て[ぼうたて] 棒状の物を、掌や指先などの上に、垂直に立てて、倒れないようにバランスを取ることを楽しむあそび。 棒の代用として、箒や傘などが利用される。 (2013.02.20掲載) ほおずき≪オオズキ/酸漿/鬼灯≫ ナス科の多年草で、熟すと、萼(ガク)はオレンジ色をした袋状となる。 この袋状のガクの中にある実は、ほおずき笛として楽しむことができる。 (2015.08.26掲載) ほおずき笛[ほおずきぶえ]≪ホオズキ笛/酸漿笛/鬼灯笛≫ ほおずきの実を使って楽しむ笛。 実を柔らかくなるまで、揉みほぐしてから、皮が裂けないように実と軸を切り離し、中の種や芯などを取り除き、水で綺麗に洗うと、ミニサイズの紙風船のようになる。 これを口の中に入れて、舌などでしごきながら吹くと、「ブィー」と震えた音が鳴るのを楽しむ。 ほおずき笛と同じあそび方のものに、海ほおずきとゴムほおずきがある。 (2015.08.26掲載) ボードゲーム 盤ゲームに同じ。 (2012.04.21掲載) ボール[ぼーる] スポーツや遊び(あそび)で用いられる、球状あるいは類似形状の用具や玩具。 (2012.12.08掲載) ボールあそび[ぼーるあそび] ボールを使って楽しむあそびの総称。 (2012.12.08掲載) ボール転がし[ぼーるころがし] 【1】ビューラーによる、遊びの分類の一つの機能遊びに分類されるような、ただ単に、ボールを、転がすことを楽しむあそび。 【2】土や砂の小山などに掘って作ったコースに、ボールを転がして楽しむあそび。 (2013.03.12掲載) ボールジャグリング[ぼーるじゃぐりんぐ] ボールを使って行うジャグリングの総称。 (2016.01.07掲載) ボール砂場[ぼーるすなば] ゴムやプラスティックでつくられたボールで満たされた、砂場に準じたあそび場。 ほぼ同義的な遊戯設備として、ボールプールがある。 (2012.12.08掲載) ボールプール[ぼーるすなば] 一定区画内に一定の深さの、ゴムやプラスティックでつくられたボールで満たされた遊戯設備。 多数のボールの、上に乗ったり中に潜ったりして、あそぶことができる。 (2012.12.08掲載) 保護[ほご] 対象者の、生命および生活を、様々な害悪から護る(守る)活動。 保護の対象は、動植物や自然環境など、人以外にまで広げて、使用されている。 (2015.12.14掲載) 保護者[ほごしゃ] 一般的には、子どもの親および、親に代わって子どもを保護する者を指す。 法律によっては、保護者が保護(監護)する対象者は、必ずしも子どもとは限らず、対象者の年齢も異なっている。 (2015.12.26掲載) 捕虫網[ほちゅうあみ] あそびの虫捕りや、趣味としての昆虫採集に使用する、棒の先端に、昆虫を捕獲するための、袋状の網が付いた用具。 魚を獲ったりすくったりするための網と違って、昆虫を傷つけないように、薄手の網が使用されている。 (2015.07.29掲載) ほつれ止め[ほつれどめ]≪解れ止め≫ コマ回しのひもや、大縄跳び用の縄の、端のほつれを防止するために作る結び目。 ほつれを防止するとともに、手から滑り抜けるのを防いだり、コマ回しにおいては、独楽(コマ)の芯に、ひもを巻き止めることにも利用される。 (2015.08.18掲載) ボディ[ぼでぃ] ヨーヨーの円盤状の部分のこと。 主として、競技用のものの名称として使用される。 (2013.03.19掲載) ホモ・ルーデンス オランダの歴史家のホイジンガによる遊びについての理論書。 ホモ・ルーデンスは、「遊ぶ人」を意味する。 (2012.05.24掲載) 捕虜[ほりょ] 陣取り鬼ごっこや缶けりなどにおける、相手チームや鬼などに捕えられた者。 あそびが終了するまで、ずっと捕虜のままである場合と、味方などに助けられて復活して、再びあそびに参加できる場合がある。 (2012.12.17掲載) ポン[ぽん] 牛乳キャップ(キャッポン)を使ったあそびの一つ。 机や床などの上に置いた牛乳キャップを、お椀型にした手のひらで、叩いて裏返して、取り合ってあそぶ。 (2012.10.25掲載) 本艦[ほんかん] チーム対戦型あそびの駆逐本艦における役割分担の一つ。 駆逐に勝って、魚雷に負ける。 野球帽・袖・ズボンなどに、役割を示す一切の変化を施さないことにより、駆逐や魚雷と区別する。 (2012.12.03掲載) 本気[ほんき] ビー玉やめんこなどを使ったあそびにおいて、本当にそれらの物を賭けて対戦すること。 本こ、本キンなどと呼ぶこともある。 [対語]嘘気。 (2012.11.21掲載) 本キン[ほんきん] 本気に同じ。 (2012.11.21掲載) 本拳[ほんけん] 長崎拳に同じ。 (2013.01.04掲載) 本こ[ほんこ] 本気に同じ。 (2012.11.21掲載) ぼんさんがへをこいた 「ぼうさんがへをこいた」に同じ。 (2012.12.17掲載) 本将棋[ほんしょうぎ] 現在の日本で行われている将棋。 マス目が81マスある専用の将棋盤と、40枚の専用の駒が使用される。 一般的には、単に将棋と呼ばれる。 (2012.12.04掲載) 本わらび餅[ほんわらびもち]≪本蕨餅≫ わらび以外の材料から抽出したデンプンを使わず、わらびだけから抽出した本わらび粉を使用した、正真正銘のわらび餅。 それだけ、本わらび粉以外のデンプンを使ったわらび餅が多く出回っている。 (2015.08.11掲載) Copyright (C) 遊邑舎&北條敏彰 2012-2016 All Rights Reserved. |
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