増殖・進化する | |
遊び学事典(遊邑舎版) |
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ウィリアム・シュテルン[うぃりあむ・しゅてるん] シュテルンに同じ。 (2015.11.18掲載) 上か下か真ん中か[うえかしたかまんなかか] 【1】いろはにこんぺいとうに同じ。 【2】トランプを使った、あそびのババ抜きで、カードが3枚残った時、相手に手で抜かせるのではなく、身体の後ろに隠して3枚のカードを適当に混ぜた後、重ねたものを手のひらで隠して前に出し、相手が取るカードを、「上か下か真ん中か?」と問って、相手に答えさせること。 (2015.08.25掲載) 浮世絵[うきよえ] 江戸時代に成立発達した風俗画の一つの様式。 肉筆画と版画があるが、多色刷りの版画である錦絵の人気が高く、錦絵は浮世絵の代名詞ともなっている。 (2015.12.03掲載) うさぎマーク[うさぎまーく] 日本玩具協会により、耳の不自由な人々のために「配慮」が施された玩具のパッケージなどに、表示されているマーク。 [参考]盲導犬マーク。 (2015.11.28掲載) 渦巻きジャンケン[うずまきじゃんけん] 人が通れるくらいの幅のコースを、地面に渦巻き状に描き、その先端と末端の陣地の、2チーム分かれて対戦するあそび。 2チームのそれぞれ一人が同時にスタートし、両者が出会ったところでジャンケンをし、勝てばそのまま進み、負ければ次のメンバーがスタートする要領で、早く相手陣地に到達したチームの勝となる。 {類似}へびジャンケン。 (2012.11.06掲載) 嘘気[うそき] ビー玉やめんこなどを使ったあそびにおいて、それらの物を賭けずにあそぶこと。 嘘っこ、嘘キンなどと呼ぶこともある。 [対語]本気。 (2012.11.21掲載) 嘘キン[うそきん] 嘘気に同じ。 (2012.11.21掲載) 嘘っこ[うそっこ] 嘘気に同じ。 (2012.11.21掲載) 歌あそび[うたあそび] 歌そのものを楽しむあそび。 [例]替え歌、字抜き歌、字加え歌など。 [比較参照]あそび歌。 (2012.04.10掲載) 歌あそび歌[うたあそびうた] 歌あそびで用いられる歌。 多くの場合、既存の歌の歌詞を、改変して転用される。 (2012.08.24掲載) 歌がるた[うたがるた] 和歌が題材となっているかるた。 読み札に書かれている和歌と同じ、下の句が書かれている取り札を取り合って、その枚数を競い合って遊ぶ。 小倉百人一首を使った歌がるたを、単に百人一首と呼ぶこともある。 (2012.10.05掲載) 打ち上げ花火[うちあげはなび] 火薬によって打ち上げ、上空で破裂させて楽しむ花火。 (2013.01.20掲載) 内あそび[うちあそび] 中あそびに同じ。 (2015.09.27掲載) 宇宙ゴマ[うちゅうごま] 品質や性能は異なるが、タイガー商会製の地球ゴマと、同様の形状・機能を持つ独楽(コマ)の呼称。 (2012.12.14掲載) 写し絵[うつしえ] 紙などに印刷・加工された、絵や文字を、別の紙や身体の一部などに転写して楽しむあそび。 このあそびに用いられる駄玩具そのものを写し絵と呼ぶこともある。 参考図⇒ (2012.08.24掲載、2012.09.14改訂) ウッドチップ砂場[うっどちっぷすなば] 細かい木片で満たされた、砂場に準じたあそび場。 木材チップ砂場と呼ばれることもある。 (2012.12.08掲載) 腕相撲[うでずもう] 腕を使って楽しむ対戦型あそび。 一般的に、一方の腕を折り曲げて立てた状態で、肘を台の上に載せ、お互いの掌を合わせながら組み合わせて構え、それぞれの身体の内側の方向に腕を押し倒し、相手の手の甲を台に押し付けた方が勝ちとなる。 (2012.08.17掲載) うなり独楽[うなりごま]≪唸り独楽/うなりゴマ/唸りゴマ≫ 唸りを上げて回る独楽。 短い竹筒の両端を閉じたものに芯を付けて、芯に巻いた糸を勢いよく引いて回す。 竹筒の側面に開けたスリットが風を切ることにより、唸りを上げる。 竹筒の代わりに、銀塩カメラのフィルムのプラケースに芯を付けたものを使用することもある。 [同義]ゴンゴン独楽、唐独楽。 (2015.11.09掲載) 馬[うま] 馬跳びなどにおける台。 通常、跳び手が跳んでも、崩れないように、おじぎをしたまま、両手で足首などを掴む。 この時、跳び手の足が頭に当たらないように、顎を引いて構える。 (2012.05.18掲載) 馬跳び[うまとび] おじぎをしたかっこうで馬になったものを、跳び箱を跳び越えるようにして楽しむあそび。 馬を跳び越えるだけを楽しむ場合と、どうま(胴馬)のような他のあそびの一つの要素となる場合がある。 (2012.05.18掲載) 海ほおずき[うみほうずき]≪海酸漿/海鬼灯≫ 一般的には、巻貝の卵嚢(らんのう)の通称となっているが、狭義にはほおずき笛として楽しむことのできる、グンバイホオズキを指す。 (2015.08.26掲載) 裏返しん[うらがえしん] 牛乳キャップ(キャッポン)を使ったあそびの、大阪などの地域的な呼び方。 相手の牛乳キャップを裏返して、取り合って楽しむあそびの総称。 (例)ポン、パッチン、パッなど。 (2012.10.25掲載) 占いあそび[うらないあそび] 色々なことを占って楽しむあそびの総称。 (例)指占い、パクパク占いなど。 (2012.12.26掲載) ウルトラジャンケン[うるとらじゃんけん]≪ウルトラじゃんけん≫ ウルトラマンのポーズで拳を表わすジャンケン。 グーは、グーの形の両手の掌側を、身体の方に向けて、胸の前で両腕交差させる。 チョキは、両手をチョキの形にしたまま、両手の指の爪側を、それぞれの同じ側の眉に着ける。 パーは、両手をパーの形のまま、一方の手を肘の所で身体に近付けながら水平に曲げ、もう一方の手を肘の所で、手刀を切るように垂直に立てる。 拳は、「ビームフラッシュ!」と言いながら出す。 同じように、ウルトラマンのポーズを使ったあそびに、ビームフラッシュがある。 (2015.09.20掲載) ウンスンかるた[うんすんかるた] トランプをルーツとする、日本のカードゲームの一つ。 鉄砲伝来以降に始まった南蛮貿易を通じて日本に伝わり、当時は南蛮かるたと呼ばれて各地に広まった。 その南蛮かるたを模倣して、日本で作られたのが天正かるたで、さらにその天正かるたを、枚数を増やして複雑にして考案されたのが、ウンスンかるたとされる。 (2012.10.05掲載、2015.10.03改訂) うんてい≪雲梯≫ 手でぶら下がっても、足が接地しない程度の高さに、手で握れる程度の太さの、金属・木・プラスティックなどで作られた棒やパイプが、ぶら下がるための横棒として、梯子(はしご)のように一定間隔で取り付けられている遊具。 多くの場合、その両端の支柱には、横棒に取り付き易いように、登るためのステップが取り付けられている。 手で横棒にぶら下がった状態で、片手ずつ交互に前方の横棒を掴みながら、前へ移動するようにあそぶが、身体を振り子のようにスウィングさせると、比較的に移動し易くなる。 (2012.12.13掲載) 運動あそび[うんどうあそび] 身体の一部或いは全体を動かすことが、一つの大事な要素となったあそび。 [例]鬼ごっこ、大縄跳びなど。 本事典では、保育・教育の現場などで取り組まれている、あそび的課業である運動遊びとは区別している。 (2012.06.29掲載) 運動遊び[うんどうあそび] 身体の一部或いは全体を動かすことを、主要な目的とするあそび的課業。 なお、本事典が定義する運動あそびと同義的用法もあるが、こどもたちの自発的・自律的な運動あそびとは明確に区別する用法を採用している。 同様に、より体育的性格の強いものを体育遊びと呼ぶこともある。 (2012.06.29掲載、2012.07.20改訂) うんとこどっこいしょ 天狗の鼻に同じ。 (2015.09.21掲載) Copyright (C) 遊邑舎&北條敏彰 2012-2016 All Rights Reserved. |
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