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遊び学事典(遊邑舎版) |
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賽[さい] サイコロに同じ。 (2012.09.12掲載) サイコロ[さいころ] 双六などで使用される、立方体(正六面体)の各面に、1から6までの数を表す点や字などが記されているもの。 単に賽(さい)と呼んだり、ダイスとも呼ばれる。 近年、正六面体以外の正多面体のものも普及し始めた。 (2012.09.12掲載) サイコロ野球[さいころやきゅう] サイコロの他に、ヒットや三振などの攻撃データを記載した表、ランナーの数や位置を示す簡単な図と駒(コマ)、スコアを記載する筆記用具などを用いて楽しむ野球あそび。 一般的には、サイコロは2個使用し、学校の教室内などでは、断面が六角形の鉛筆がサイコロ代わりに利用された。 サイコロ野球は、自作して楽しむことがほとんどで、このあそび方を発展させたものは、後になって野球カードゲームとして市販された。 (2012.11.25掲載) 最初の第一歩[さいしょのだいいっぽ] だるまさんがころんだなどのあそびの始まりの、掛け声。 初めの第一歩に同じ。 (2015.08.16掲載) 逆さ言葉[さかさことば] 言葉あそびの一つ。 一般的には、最後から読むと、意味する内容が変化はするが意味は通じるような、単語や文などを、題材にして楽しむあそび。 [例]「ろくぶて」。 回文と同義的に使用することもある。 (2012.09.30掲載) 逆さゴマ[さかさごま] 芯を上に胴体を下にして回すと、次第に向きを変え、胴体を上に芯を下にして回って安定する独楽(コマ)。 手の指でひねって回すひねり独楽が多い。 逆立ちゴマと呼ばれたりもする。 (2015.07.31掲載) 逆さ回し[さかさまわし] 松茸回しに同じ。 [同義]傘回し。 (2015.07.31掲載) 逆さ読み[さかさよみ] 倒語に同じ。 [同義]逆さ言葉 「参考」回文 (2015.07.31掲載) 逆立ちゴマ[さかだちごま] 逆さゴマに同じ。 (2015.07.31掲載) 螺打ち[さざえうち] ラムネの玉あるいは、土製の玉を使って楽しむあそび。 地面に描いた円の中に、玉を何個か入れて、その玉を自分の玉で投げ当てれば、それがもらえるあそび。 (2015.10.07掲載) サザエさん[さざえさん] 肉弾のコートの外側の円に、凸凹を設けて、通路途中のところどころの幅が、広くなっているもの。 描かれた図形が漫画の「サザエさん」の顔に似ているから、この呼称が付いた。 「同義」ひまわり。 (2015.08.21掲載) 笹舟[ささぶね] 草舟の一つで、笹の葉で作るおもちゃの舟。 (2012.11.06掲載) さばおり 掬いに同じ。 (2012.10.29掲載) 皿[さら] けん玉の玉を受け留める部分で、お椀状になっている。 大皿、中皿、小皿がある。 (2015.08.01掲載) 皿胴[さらどう] 両端に大皿と小皿があり、剣が直行して貫いている部分。 一般的には、この部分と玉が、数十cm程度の糸で連結されている。 (2015.08.16掲載) ザリガニ釣り[ざりがにつり] 簡単な道具でザリガニを釣って楽しむあそび。 釣竿用に適当な木の枝や棒、釣り糸には縫い糸や凧糸などを使い、餌にはスルメや煮干しなどを糸の先に括り付けて釣る。 ザリガニがかかれば、そのまま釣り上げてたり、網ですくい上げたりする。 関西などではエビガニ釣りと呼ばれることもある。 (2013.03.13掲載) 戯れ歌[ざれうた]≪ざれ歌≫ 【1】狂歌や滑稽みのある和歌を意味する。 【2】ふざけ歌に同じ。 (2015.09.08掲載) 三角馬[さんかくうま] 手で握れるくらいの太さの角材を三角形に組んだ遊具。 三角形の形状は、二等辺三角形の、全ての辺を三角形の外側に出した形で、その頂点の飛び出し部分を手で握り、底辺の飛び出し部分に足をのせてあそぶ。 ヤットコと呼ばれることもある。 (2015.09.24掲載) 三角鬼[さんかくおに] 三角鬼ごっこ に同じ。 (2015.09.24掲載) 三角鬼ごっこ[さんかくおに] 3チームで「三竦み」になって対戦する鬼ごっこ。 3チームのそれぞれをABCとすると、分かれて陣地を設け、ジャンケンの拳のように、AはBに勝ち(捕まえることができる。以下同様)、BはCに勝ち、CはAに勝ち、捕まえれば自分の陣地に、捕虜として連れ帰る。 勝敗の決め方、捕虜の救出の有無など、様々なルールのあそび方があり、各チームの識別は、色違いの帽子などで明示する場合と、ジャンケンの拳に相当させ、外見上は明示しない場合などがある。 [同義]三角鬼。 (2015.09.24掲載) 三角くじ[さんかくくじ]≪三角籤≫ 正方形の紙を二つ折りにして作られた、三角形のめくりくじ。 (2013.01.04掲載) 三角出し[さんかくだし] 三角形の島に入っているビー玉を、自分のビー玉で当てて、島から出せば獲得できるあそび。 大阪では、三角出しんと呼ばれている。 三角形ではなく、不定形の島で行うものは、島出しと呼ばれている。 (2012.12.24掲載) 三角出しん[さんかくだしん] 三角出しに同じ。 (2012.12.24掲載) 三角取り[さんかくとり] 三角形を取り合って楽しむペンシルゲーム。 紙になるべく多くの点を記し、ジャンケンで勝つごとに1本だけ、直線で点と点を結ぶことを繰り返し、作った三角形の数の多さを競い合う。 この時、三角形は必ず3点で作られていなければならず、三角形の内側には点が一つもないことが条件となっている。 何人でもあそべるが、2・3人であそぶのが適している。 (2013.01.04掲載) 三角ベース[さんかくべーす] 場所が狭かったり、人数が少なかった場合に、ホームベースを挟んだベースラインを、直角ではなく鋭角にして行う野球あそび。 通常、二塁ベースを省略する。 三角ベース野球とも呼ばれる。 本物のバットやグラブを使用する場合と、それらを使用しない庭球野球などのような場合がある。 (2012.05.18掲載) 三角ベース野球[さんかくべーすやきゅう] 三角ベースに同じ。 (2012.11.25掲載) 三歩相撲[さんぽずもう] 10m前後離れた立った対戦者が、ジャンケンをして勝てば三歩だけ進んで行き、適当なところで相手を倒せば勝ちとなる対戦型あそび。 力が劣っていても、ジャンケンに勝ち、相手の後ろに回れば有利になる。 (2012.08.17掲載) 三目並べ[さんもくならべ] 五目並べの並べる石の数を減らして楽しむゲームで、自分の色の石を縦横斜めに連続して、3個並べることができれば勝ちとなる。 理論的には、完全に先手必勝なのだが、低年齢のこどもたちなどの、超初心者での対戦では、偶然に先手負けが起こり得るので、あそびとして成立する。 多くの場合、紙や黒板などに、3×3のマス目を描き、白と黒の石の代わりに、「○」と「×」を描いて行われることが多く、そのため「まるばつ」が一般名となっている。 (2012.11.27掲載) 三輪車[さんりんしゃ] 車輪が三つある乗り物を指すが、幼児が使用する遊具を指すことが多く、進行方向を決めるハンドルに付属した前輪一つに、後輪二つが組み合わさった構造で、前輪の左右両側に付いたペダルを、踏み回すことにより、駆動する。 (2013.03.05掲載) Copyright (C) 遊邑舎&北條敏彰 2012-2016 All Rights Reserved. |
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